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8. JLPT

 


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Japanese language proficiency test
015 - Reading-1

 
https://japanesetest4you.com/japanese-language-proficiency-test-jlpt-n2-reading-exercise-1/
Reading passage 1
現代は、(1) 時間がどんどん加速されているとも言われます。何事にも「早く、早く」とせかされ(注1)、時間と競争(きょうそう)するかのように忙しさに追われていることを、大人たちはこういう言い方をしているのです。いつも同じ速さで時間が流れているはずなのに、時間の間隔(かんかく)が短くなったような気分で追い立てられて(注2)いるためでしょう。それをエンデ(注3)は『モモ』という作品の中で「時間どろぼう」と呼びました。ゆっくり花を見たり音楽を楽しんだりする、そんなゆったりした時間が盗まれていく、という話でした。(2)いつも何かしていないと気が落ち着かない、現代人はそんなふうになっています。

その一つの原因は、世の中が便利になり、能率的になって、より早く仕事を仕上げることがより優れていると評価されるようになっているためと思われます。競争が激しくなって、人より早くしなければ負けてしまうという恐れを心に抱くようになったためでしょう。「時間は金なり」となってしまったのです。

しかし、それでは心が貧しくなってしまいそうです。何も考えずにひたすら決められたことをしていて人生が楽しいはずがありません。ゆっくり歩むからこそ、道ばたに咲く花に気づいたり、きれいな夕日を楽しむ気分になれるのです。私たちは、時間を取り返し、もっとゆったりした時間を生きる必要がありそうですね。

(池内了『時間とは何か』による)

(注1) せかされる:急がされる
(注2) 追い立てられる(おいたてられる):ここでは、何かをしないではいられない気持ちにさせられる
(注3) エンデ(Ende, Michael):ドイツの児童文学者

1. 時間がどんどん加速されているとはどういうことか。
1)しなければならないことが多くて時間が短く感じられる。
2)何かに夢中になっていると一日の時間が短く感じられる。
3)作業能率が上がって一日の仕事の時間が短くなっている。
4)技術の進歩によって仕事にかかる時間が短くなっている。

2. いつも何かしていないと気が落ち着かない原因を筆者はどう考えているか。
1)何もしないと心が貧しく(まずしく)なってしまうと感じること。
2)早く何かを仕上げないと他の人に勝てないと思うこと。
3)失った時間を取り戻さないと競争に負けてしまうと思うこと。
4)奪われた(うばわれた)時間を取り戻さないと人生を楽しめないと感じること。

3. 筆者は、時間の使い方についてどのように考えているか。
1)時間は貴重(きちょう)なので、休むときにも能率的に過ごしたほうがよい。
2)忙しい中にも、のんびり過ごす時間をできるだけ持ったほうがよい。
3)人生を楽しむためには、ひたすらゆっくり時間を過ごしたほうがよい。
4)人との競争に勝つためには、時間をもっと有効に使うようにしたほうがよい。


Answer Key:

Question 1: 1 (時間がどんどん加速されているとはどういうことか。=> しなければならないことが多くて時間が短く感じられる。)
Question 2: 2 (いつも何かしていないと気が落ち着かない原因を筆者はどう考えているか。=> 早く何かを仕上げないと他の人に勝てないと思うこと )
Question 3: 2 (筆者は、時間の使い方についてどのように考えているか。=> 忙しい中にも、のんびり過ごす時間をできるだけ持ったほうがよい。)
 

Reading passage 2
“練習のための練習”が行われているというチームがたくさんあります。練習は本番(ほんばん)の試合のために存在すべきものです。本番で最高の実力を発揮(はっき)させるためにすることを、練習と呼びます。すなわち、休養することが試合にとって、今、最もするべきことだとすれば、休養こそ勝つための練習といえるときがあるのです。休養はサボることではなく、時として練習なのです。

4. 筆者は、試合で実力を出すために何が大事だと述べているか。
1)“練習のための練習”をすること
2)練習でも最高の力を出すこと
3)必要であれば休養を取ること
4)試合の前に休養を取ること
 
Reading passage 3
会社勤めの生活は楽だった。
楽しくはないが、楽だった。

ずっと一人で生きてきた後で、集団に入ってみると、その居心地(いごこち)の良さ、安楽さに驚くのである。一人の時は、朝目覚めて寝るまで「何をすべきか」という判断、決定を自分でしなければならない。つまり、それを「自由」というのだが、実力のない者には自由は重すぎる。一日中、選択(せんたく)と決断をし、その結果を自分一人でひき受けねばならない。

5. 筆者によると、なぜ会社勤めが楽だったのか。
1)実力があれば、自由にできる部分もあるから
2)周囲の協力が得られれば、時間を自由に使えるから
3)自分の能力に適した仕事が与えられ無理がないから
4)自分一人で決めることも責任を取ることもしなくてすむから
 
Answer Key:

Question 4: 3 (筆者は、試合で実力を出すために何が大事だと述べているか。=> 必要であれば休養を取ること )
Question 5: 4 (筆者によると、なぜ会社勤めが楽だったのか。=> 自分一人で決めることも責任を取ることもしなくてすむから )

https://japanesetest4you.com/japanese-language-proficiency-test-jlpt-n2-reading-exercise-2/
Reading passage 1
これはビジネス文書に限ったことではないのだが、何であれ文書を書いていると、少しばかり緊張感を覚えるものだ。書きながら、頭の中でこんなことを考えている。

この書き方でいいのかな。

これ、ひどく下手な書き方じゃないだろうか。

これでわかるかな。

そういう気がしきりに(注1)して、ちょっとしたプレッシャーになっている。だからこそ、文章を書くのは苦手だ、と思っている人もいるのじゃないだろうか。

しかし、その逆もまた真である。文章を書く面白さとは、そういうプレッシャーを感じながら、なんとか諸問題をクリアして、一応のものを書き上げることにあるのだ。
テレビゲームが楽しいのと同じ理屈(りくつ)(注2)である。あれは、攻略(こうりゃく)する(注3)のが簡単ではない様々な障害をかわしながら(注4)、次々に問題を解決していって、なんとかクリアしていくところが面白いのである。むずかしいからこそ、うまくやったときに楽しいのだ。

文章を書くのも、(1)そういうことである。これでいいのかな、と一抹(いちまつ)の(注5)不安を抱えながら、なんとか書いていくってことを楽しまなければならない。

別の言い方にすると、文章というものは、書く人に対して、うまく書いてくれ、と要求してくるのである。なぜなら、文章とは人と人とのコミュニケーションの道具だからだ。この例外は、自分だけにわかればいいメモと、絶対に他人に見せない日記だけである。

それ以外の文章は、必ず、書く人間のほかに、(2)読む人間がいて完成されるのだ。そして、書いた人の伝えたかったことが、読んだ人にちゃんとわかってこそ、文章は役をはたしたことになる。

(清水義範『スラスラ書ける!ビジネス文書』による)

(注1) しきりに:何度も
(注2) 理屈:ここでは、考え方
(注3) 攻略(こうりゃく)する:うまく解決する
(注4) かわしながら:避けながら
(注5) 一抹の:ほんの少しの

1. 筆者は、文章を書くときに何がプレッシャーになっていると述べているか。
1)このまま最後まで書き上げられるか不安だという気持ち
2)読む人が期待する書き方をしているかという気持ち
3)自分は字を書くのが下手だから嫌だという気持ち
4)書きたいことがうまく書けているかという気持ち

2. (1)そういうことであるとはどういうことか。
1)様々な障害をクリアしていくことがむずかしい。
2)プレッシャーを忘れ、いろいろ考えるのが楽しい。
3)苦労して問題を片付け、課題を仕上げるのが楽しい。
4)不安を抱えたままでは問題を解決するのがむずかしい。

3. (2)読む人間がいて完成されるとはどういうことか。
1)文章の価値を決めるのは読み手の存在だ。
2)文章が成立するには読み手の存在が必要だ。
3)文章は人に読まれることでよりよいものになる。
4)文章は読み手の要求にこたえることでできあがる
Answer Key:

Question 1: 2 (筆者は、文章を書くときに何がプレッシャーになっていると述べているか。=> 読む人が期待する書き方をしているかという気持ち )
Question 2: 3 ((1)そういうことであるとはどういうことか。=> 苦労して問題を片付け、課題を仕上げるのが楽しい。)
Question 3: 4 ((2)読む人間がいて完成されるとはどういうことか。=> 文章は読み手の要求にこたえることでできあがる )

Reading passage 2
大手ハンバーガー店が今月16日から30日まで、新商品がまずかったら全額返金するというキャンペーン(注)を実施する。通信販売などでは、注文した商品が気に入らなければその代金を客に返金するという保証制度は一般的だが、ハンバーガー店のような外食産業では非常に珍しい(めずらしい)試みだ。味への自信を示すことが目的で、全国で一斉に行われる。返金は当日限りで、期間中1人1回のみ、それから商品を半分以上食べていないことが条件だ。

(注)キャンペーン:ここでは、販売方法

4. 大手ハンバーガー店が今月16日から実施するのは次のどれか。
1)新商品がまずければいつでも全額返金する。
2)どの商品でもまずければ条件つきで全額返金する。
3)新商品の味が気に入らなければ条件つきで全額返金する。
4)どの商品でも味が気に入らなければ1回だけ全額返金する。
 
Reading passage 3
森はいつも独特な香りに包まれ、さわやかに感じられるが、それはある物質の効果によるものだ。その物質は、木々が動けない体を守るために自ら作り出すもので、木につく虫や細菌(さいきん)(注)の増加を防いだり、落ち葉や枯れ木(かれき)が腐った(くさった)ときなどに生じる嫌なにおいを消したりする働きを持っている。さらにその物質には、人間の神経を安定させる効果もあるという。私たちが森林に入るとリラックスした気分になるのは、このためだ。

(注)細菌(さいきん):非常に小さくて目に見えない生物

5. ある物質の働きについて、この文章からわかることは何か。
1)人間の持つ嫌なにおいを防ぐ。
2)人々の気持ちを落ち着かせる。
3)落ち葉や枯れ木を腐りにくくする。
4)木々がもともと持っているにおいを消す。
Answer Key:

Question 4: 3 (大手ハンバーガー店が今月16日から実施するのは次のどれか。=> 新商品の味が気に入らなければ条件つきで全額返金する。)
Question 5: 2 (ある物質の働きについて、この文章からわかることは何か。=> 人々の気持ちを落ち着かせる。)

https://japanesetest4you.com/japanese-language-proficiency-test-jlpt-n2-reading-exercise-3/
つぎの文章を読んで、質問に答えなさい。答えは、1・2・3・4から最もよいものを一つえらびなさい。
以下は、雑誌のコラムである。

日本の家の寿命

もし家を建てるなら、どんな家がいいですか。もちろん長く住める家がいいですよね。日本で町を見渡してみると、頑丈そうな建物が並んでいます。ところが、ある調査によると日本の家の平均寿命は、英国77年、米国55年に比べて短く30年ほどだそうです。
__
「1」__ 結果になったのでしょうか。

原因の一つに、戦後の日本の特殊な住宅事情があるようです。第二次世界大戦後、日本では、家不足が深刻だったため、質より量を優先させて家が作られました。しかし、経済が成長して生活に余裕が生まれると、人々はより質の高い家を求めるようになります。そこで、それまでの家は次々に「2」そうです。その結果、町には、今のような頑丈そうな質の高い住宅が立ち並ぶことになったのです。

また、日本人の住宅観も原因として「3」。日本には、家はそこに住む家族に合わせて建てるという考え方があります。たとえば、将来子供が生まれ家族が増えることを考えて建てた家も、子供が成人して独立してしまうと、夫婦二人だけの生活には合わなくなります。そのため、年をとった夫婦ためには住むのに適した家へと建て替えるのです。そんなふうに家族の形が変わったとき、今まで住んでいた家を建て替えることも少なくないそうです。

「4」、日本では家を建て替えることが多いために、家の平均寿命が短いという調査結果になったのだと思います。平均寿命30年というのは、30年で壊れてしまうという意味ではないのです。もし皆さんが、自分のために、家族のために、日本で家を建てるなら……どんな「5」。

1. 「1」には何を入れますか。
1)なぜこのような
2)なぜあのような
3)果してどのような
4)はたしてそのような

2. 「2」には何を入れますか。
1)建て替えていく
2)建て替えさせていた
3)建て替えさせられている
4)建て替えられていった

3. 「3」 には何を入れますか。
1)思われます
2)わかります
3)考えられます
4)調べられます

4. 「4」 には何を入れますか。
1)ところで
2)つまり
3)なぜなら
4)もちろん

5. 「5」 には何を入れますか。
1)家を建てたのですか
2)家に住めたのですか
3)家を建てますか
4)家に住めますか
Answer Key:

Question 1: 1 (「1」には何を入れますか。=> なぜこのような )
Question 2: 4 (「2」には何を入れますか。=> 建て替えられていった )
Question 3: 1 (「3」 には何を入れますか。=> 思われます )
Question 4: 2 (「4」 には何を入れますか。=> つまり )
Question 5: 3 (「5」 には何を入れますか。=> 家を建てますか )

https://japanesetest4you.com/japanese-language-proficiency-test-jlpt-n2-reading-exercise-4/
つぎの文章を読んで、質問に答えなさい。答えは、1・2・3・4から最もよいものを一つえらびなさい。
Reading passage 1
イヌの散歩をしていると、最近ではイヌも挨拶の仕方を忘れてしまったのではないかと思ってしまいます。集団行動を経験したことがあるイヌ、もしくは(注1)、飼い主からイヌらしい教育を受けて順位制(注2)を感じることができるようになったイヌは、道でほかのイヌにすれ違い近づいたときには挨拶らしいことをします。ところが、集団行動の経験もなく、家でも甘やかされて育ってイヌは。現代のヒト社会のように挨拶をしないように見えます。挨拶をするイヌが、ほかの挨拶なしのイヌに対して威嚇する(注3)ことが観察されます。ところが、この挨拶犬が子イヌと遭遇したときには、子イヌが挨拶をできなくても威嚇をしないことが多いのです。挨拶犬にとって子イヌであるというシグナルがなんなのかわかりませんが、とにかく子イヌと成犬とを区別したうえで挨拶のあるなしを判断しているようです。

イヌの挨拶行動は、生得的(注4)あるいは習得的(学習的)のどちらでしょうか?順位制にしたがった行動ができるようになったイヌでは、イヌ社会での経験がなくてもある程度の挨拶行動ができることから、生得的であるといえます。また、より儀式的な挨拶行動が円滑に(注5)実行されるためには、ほかのイヌとの集団生活があったほうがよいことから、習得的(しゅうとくてき)な部分もあるといえるでしょう。

(注1)もしくは:または
(注2)順位制(じゅんいせい):上下関係にもとづいてできた順序の決まり
(注3)威嚇(いかく)する:ここでは、ほえて相手を怖がるせる
(注4)生得的(せいとくてき):生まれたときから持っている
(注5)円滑に(えんかつに):スムーズに、滑らかに(なめらかに)

1. この文章によると、挨拶をしない、またはできないイヌはどれか。
1)子イヌと成犬を区別できないイヌ
2)挨拶をしない親イヌに育てられた子イヌ
3)他のイヌと一緒に生活をしたことがあるイヌ
4)イヌ社会の経験も飼い主による教育もないイヌ

2. この文章によると、どんなイヌがどんなイヌにほえて、怖がらせるか。
1)挨拶できるイヌが挨拶しない成犬に
2)挨拶できるイヌが挨拶しない子イヌに
3)挨拶できないイヌが挨拶する成犬に
4)挨拶できないイヌ挨拶する子イヌに

3. 筆者は、イヌの挨拶行動についてどのように述べているか。
1)イヌ社会での経験より飼い主の教育があったほうが、スムーズにできる。
2)イヌ社会での経験は必ずしも必要ではないが、あればスムーズにできる。
3)イヌ社会での集団生活と飼い主の教育によって初めて習得できるものだ。
4)イヌ社会での集団生活を経験することによって始めて習得できるものだ。
Answer Key:

Question 1: 4 (この文章によると、挨拶をしない、またはできないイヌはどれか。=> イヌ社会の経験も飼い主による教育もないイヌ )
Question 2: 1 (この文章によると、どんなイヌがどんなイヌにほえて、怖がらせるか。=> 挨拶できるイヌが挨拶しない成犬に )
Question 3: 2 (筆者は、イヌの挨拶行動についてどのように述べているか。=> イヌ社会での経験は必ずしも必要ではないが、あればスムーズにできる。)
 
Reading passage 2
次のA とB の文章を読んで、後ろの問に対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4 から一つ選びなさい。
A

関係の複雑さに驚いているのではないでしょうか。こんなはずではなかったと、抱いていた理想が崩れ (くずれ)そうになることがあるかもしれません。特に、自分とは異なる価値観を持った上司や先輩(せんぱい)から無理な仕事を頼まれたときなど、強くそう感じることでしょう。時には先輩の言葉につい反発(はんぱつ)(注1)したくなることもあるでしょう。しかし、そんなときにはまず相手の考え方を受け入れてみてください。信頼関係を築く(きずく)にはある程度の時間が必要であり、その後で自分の考えを述べればよいのです。それまでは自分を抑える(おさえる)ことも大切で、それが社会人としての訓練でもあります。

B

人間にとって心身ともに健康であることが理想的だが、新しく社会に出た若者たちは、時にはうまくいかないことに出会い、自信を失うこともあるだろう。経験から言うと、同僚(どうりょう)や先輩の温かい言葉が耳に入らなくなってしまうのは、そういう、自分に自信がなくなったときであることが多い。その結果、今まで築いて(きずいて)きた人間関係まで壊して(こわして)しまうことさえある。自分の周りの人たちを大切にして、助言(じょげん)(注2)を生かしていく気持ちを持つためには、まず自分のこれまでの努力を肯定的(こうていてき)にとらえてみよう。結果が完璧(かんぺき)でなくても、「よくやった」と自分自身に言えると、他の人の言葉も素直(すなお)に聞くことができるようになる。

(注1)反発(はんぱつ)する:言い返す
(注2)助言(じょげん):アドバイス

4. AとB に共通して述べられていることは何か。
1)職場での人間関係を大事にするにはどうすればいいか。
2)職場で自分の努力を認めて(みとめ)もらうにはどうすればいいか。
3)社会人になって職場で自信をなくした時、どうすればいいか。
4)社会に出て周囲の人と自分の考えが違った時、どうすればいいか。

5. AとB では新社会人にどのようにアドバイスをしているか。
1)Aでは自分の価値観を重視することが大切だと述べ、Bでは自分の努力してきた姿を振り返ることが大切だと述べている。
2)Aでは周りの人に自分の考えを伝えることが大切だと述べ、Bでは相手に認めてもらうことが大切だと述べている。
3)Aでは相手の考えを尊重(そんちょう)することが大切だと述べ、Bでは自分の努力を認めることが大切だと述べている。
4)Aでは相手の意見を認めることが大切だと述べ、Bでは周りの人の言葉を聞くことが大切だと述べている。
Answer Key:

Question 4: 3 (A とB に共通して述べられていることは何か。=> 社会人になって職場で自信をなくした時、どうすればいいか。)
Question 5: 4 (A とB では新社会人にどのようにアドバイスをしているか。=> A では相手の意見を認めることが大切だと述べ、B では周りの人の言葉を聞くことが大切だと述べている。)

https://japanesetest4you.com/japanese-language-proficiency-test-jlpt-n2-reading-exercise-5/
つぎの文章を読んで、質問に答えなさい。答えは、1・2・3・4から最もよいものを一つえらびなさい。
Reading passage 1
皆さんは寄付をしたことがあるだろうか。異常気象で食べる物が不足して困っている人や、地震で家を失った人のためにわずかながらもお小遣い(こづかい)から寄付した経験を持つ人は多いだろう。その寄付に対する考え方に、今、新しい動きが起こっている。

ある会社では、社員食堂で低カロリーの定食を食べると代金の一部が寄付金(きふきん)となって途上国(とじょうこく)(注)の子供たちの食生活を支援する、というシステムを取り入れている。社員としては体調管理につながるだけでなく、人を助けることができ、会社としては社員の健康を支えながら社会貢献(こうけん)ができるので、社員にとっても会社にとっても一石二鳥(いっせきにちょう)というわけだ。

また、「寄付つき」の商品を販売する企業も増えている。特定の商品を買うと売り上げの一部が寄付されるというもので、他の商品と比べるとやや値段は高いが、商品を買えば、同時に寄付できるという手軽さが消費者に歓迎され、売り上げを伸ばしているという。

これまでの寄付はわざわざ募金の場所へ足を運んだり、銀行からお金を振り込んだりしなければならないものが多く、社会貢献に関心はあっても寄付をするのは面倒だと実際の行動には移さない人も少なくなかった。そこに目をつけたのが新しい寄付の形で、これまでと比べ手軽に寄付できるようになり、社会貢献がしやすくなった。さらに、企業にとっても自社のイメージの向上や売り上げの増加などメリットの多い取り組みとなっている。

このように寄付は慈善(じぜん)のためというばかりでなく、寄付をする側にもプラスになる活動としてとらえ直され始めている。

(注)途上国(とじょうこく):経済成長の途中にある国

1. 社員食堂で低カロリーの定食を食べることがどんな良い結果につながるのか。
1)社員の健康が守られ、社会の役に立つことにもなる。
2)社員に定食代の一部が返金され、寄付をする余裕ができる。
3)会社で寄付が日常のことになり、食生活に対する意識も高まる。
4)会社は社会の役に立つことができ、食堂の経費の節約にもなる。

2. この文章では、これまでの寄付にはどのような問題があったと述べているか。
1)寄付をする方法があまり知られていない。
2)寄付をすることが社会的に評価されにくい。
3)寄付をするのに手間がかかるシステムである。
4)寄付をするためには経済的に余裕がなければならない。

3. この文章における新しい寄付とはどういうものか。
1)企業が社員や消費者の意思にかかわりなく積極的に行うもの
2)企業が慈善(じぜん)事業のためではなく利益(りえき)を上げるために行うもの
3)社員や消費者が手軽に寄付ができて企業側にも利点があるもの
4)社員や消費者が気がつかないうちに社会貢献に参加できるもの
Answer Key:

Question 1: 1 (社員食堂で低カロリーの定食を食べることがどんな良い結果につながるのか。=> 社員の健康が守られ、社会の役に立つことにもなる。)
Question 2: 3 (この文章では、これまでの寄付にはどのような問題があったと述べているか。=> 寄付をするのに手間がかかるシステムである。)
Question 3: 3 (この文章における新しい寄付とはどういうものか。=> 社員や消費者が手軽に寄付ができて企業側にも利点があるもの )
 
Reading passage 2
写真家の北井一夫さんから教えてもらったことでもあるのだが、僕は写真は50.50
の表現物だと思っている。カメラを間に置いた向こう側とぼくとの表現性が、フィフティ.フィフティ(注1)の割合で成り立っている。つまり100パーセント僕の表現だと恐れ多くていえないのだ。向こう側が表現しているものをカメラでサッと横取りして(注2)いるにすぎないでも一方で、その表現だと認めてカメラを向ける僕がいるからこそ、向こう側の表現が生かされて像に結実する(注3)わけだ。

注1:フィフティ.フィフティ:50対50、半分ずつ
注2:横取りして:奪う
注3:~~に結実する:~~として完成する

4. 筆者は写真をどのようにとらえているか
1)写真家が写される側に刺激されて表現したもの
2)写真家が主体的に対象を選んで表現したもの
3)写真家が対象を偶然にとらえて表現したもの
4)写真家が写される側と共に表現したもの
 
Reading passage 3
以下は、ある会社が新商品の発表会で来場者に渡した案内である。

ご案内

本日は東西インテリア新作べッド発表会にご来場くださり、まことにありがとうございます。

商品購入(しょうひん こうにゅう)(注1)をご希望のお客様は、受付でお渡ししたご来場者カードに商品番号をご記入いただき、販売スタッフにお渡しください。販売スタッフがお届け先やご希望日をお伺いし、その後、お会計となります。なお、その際に会員証を提示(ていじ)(注2)されますと5%割引とさせていただきます。

何かご不明な点がございましたら、お気軽に販売スタッフにお声をおかけください。

(注1)購入(こうにゅう):買うこと
(注2)提示(ていじ)する:見せる

5. 商品を買いたい場合はどうすればいいか。
1)来場者カードに商品番号と届け先および希望日を記入して販売スタッフに渡した後、代金を支払う。
2)来場者カードに商品番号と配達希望日を記入して販売スタッフに渡し、商品が自宅に届いたときに代金を支払う。
3)商品番号と希望日などを書いた来場者カードを販売スタッフに渡し、商品を届けてもらった後で代金を支払う。
5)商品番号を書いた来場者カードを販売スタッフに渡して配達日などを確認した後、代金を支払う。
Answer Key:

Question 4: 4 (筆者は写真をどのようにとらえているか。=> 写真家が写される側と共に表現したもの )
Question 5: 4 (商品を買いたい場合はどうすればいいか。=> 商品番号を書いた来場者カードを販売スタッフに渡して配達日などを確認した後、代金を支払う。)

https://japanesetest4you.com/japanese-language-proficiency-test-jlpt-n2-reading-exercise-6/
Reading Passage 1
「きみに10億円やるから、好きなように使ってみなさい」

そう言われたら、実は困ってしまう人がけっこう多いんじゃないだろうか。

家を買って、車を買って、海外旅行して…。そんなみみっちいことを考えていたら、10億円は使いきれない。個人が10億円使うというのは、実は大変なことである。

「10億円あったら…」といつも考えながら、夢を描いてみたらどうだろう。

といっても、10億円を手にするなど想像したこともないから、最初はリアリティーを感じないだろう。しかし、しかし、じっと考えていると、心の奥底にしまっていた「本当にやりたいことが見えてくるはずだ。」(1)それがあなたの夢である。

「いくら夢を描いたところで、実際には10億円も稼げないんだから仕方ない」

あなたは、そう考えるだろうか。それは違う。たしかに10億円稼ぐのは不可能かもしれない。しかし、「10億円の夢を描けば (2)、10億円を手にすることは可能なのだ。」

それは、あなたの夢に賛同(さんどう)する人があらわれるからだ。夢に向かっていくあなたの真摯な姿勢に賛同して「お金を出そう」と言い出す人もいるかもしれない。「一緒にやろう」と協力を申し出る人もいるかもしれない。夢とは、そのぐらい価値があり、人を動かすことができるものなのだ。

大切なのは、10億円を稼ぐ人間になることではなく、10億円分の夢を描くこと。そしてその大きい夢に見合うだけの大きい人間になっておくことである。

1. 「本当にやりたいことが見えてくるはず」とあるが、どうすれば見えてくるか。
1)10億円よりも想像しやすい金額から夢を考え始める。
2)10億円を使い切るには、どうすればいいかを考える。
3)10億円あれば実現できることを常に考える。
4)10億円を稼いだ自分の姿を想像し続ける。

2. 「10億円の夢を描けば、10億円を手にすることは可能なのだ」とあるが、なぜか。
1)10億円の稼ぎ方を教えてくれる人があらわれるかもしれないから。
2)10億円を稼ぐための具体的(ぐたいてき)な行動を起こせるかもしれないから。
3)夢を実現するうえで、誰が必要かわかるようになるかもしれないから。
4)夢の実現を助けてくれる人があらわれるかもしれないから。

3. この文章で筆者が言いたいことは何か。
1)大きい夢を描いて、その夢にふさわしい人間になることが大切だ。
2)大きい夢を描いて、努力によてその夢を実現することが大切だ。
3)大きい人間になることで、大きい夢を描くことができるようになる。
4)大きい人間になれるかどうかは、大きい夢が描けるかどうかで決まる。
Answer Key:

Question 1: 3 (「本当にやりたいことが見えてくるはず」とあるが、どうすれば見えてくるか。=> 10億円あれば実現できることを常に考える。)
Question 2: 4 (「10億円の夢を描けば、10億円を手にすることは可能なのだ」とあるが、なぜか。=> 夢の実現を助けてくれる人があらわれるかもしれないから。)
Question 3: 1 (この文章で筆者が言いたいことは何か。=> 大きい夢を描いて、その夢にふさわしい人間になることが大切だ。)
 
Reading Passage 2
秋中市役所 企画課

秋中市では、市民の皆様のご協力のもと、住みよい町づくりに力を入れてまいりました。昨年度は中央公園の整備を行い、皆様より高い評価をいただきました。

来年度は秋中駅前の広場づくりに取り込む予定ですが、市民の皆様からご意見やご提案を広く伺い、計画に反映させたいと考えております。つきましては、別紙のアンケートにお答えいただき、同封の返信用封筒に入れて、7月末日までにご返送くださいますようお願い申し上げます。

なお、町づくり事業の詳細は市役所ホームページでご覧になれます。

4. この文章によると、市役所は何を知るためにアンケートをしようとしているか。
1)町づくり事業のホームページに対する市民の意見
2)町づくり事業に対する市民の評価
3)広場づくりに対する市民の意見
4)広場づくりに対する市民の評価
 
Reading Passage 3
以下は、保護者に向けて書かれた文章である。

最初に知っておきたいのは、保護者が嫌いなものは、子供も好きになれないということです。普段から「まずい、嫌い」と聞かされているものを美味しいと思えないのは当然です。また、嫌がるものを無理に食べさせても、いやな思い出が残るばかりで、よい結果は出ません。

それに対して、最初は苦手だった食べ物でも、周囲の大人たちが「美味しいね」と笑顔で食べている姿を見て興味が湧き、食べられるようになることがあります。つまり、偏食をなくすには「親子で一緒に楽しみながら」がコツなのです。

5. 筆者の考えに合うのはどれか。
1)大人は子供の好き嫌いを気にしすぎないほうがよい。
2)大人の食べ物に対する態度が、子供の好き嫌いに影響する。
3)子供のころの好き嫌いは、大人になってからも変わらない。
4)子供の好き嫌いをなくすより、食事を楽しむことのほうが大切だ。
Answer Key:

Question 4: 3 (この文章によると、市役所は何を知るためにアンケートをしようとしているか。=> 広場づくりに対する市民の意見 )
Question 5: 2 (筆者の考えに合うのはどれか。=> 大人の食べ物に対する態度が、子供の好き嫌いに影響する。)

https://japanesetest4you.com/japanese-language-proficiency-test-jlpt-n2-reading-exercise-7/
Reading Passage 1
以下は、ある漫画家が書いた文章である。

僕はいままで数多くの漫画やアニメで未来をイメージしてきた。未来を「想像」し、そこから作品を「創造」してきた。僕にとって想像と創造はごく近しい、混じり合ったものだと言っていいだろう。

では、イメージすること、想像することについて考えてみよう。僕は想像には二種類あると考えている。可能性が希薄でも許される「空想」と、確度の高いデータに基づいた「予測」だ。

空想は幻想的な意味での夢見る世界。予測はやがてこうなるだろうという現実の延長線上に浮かぶものだ。この二つが自分の頭の中で組み合わせられ、出来上がっていくものが僕にとっての「想像」だ。

「空想」の中には途方もないこともある。子供のときに考えていたこととなんら変わりがない、突拍子もないものも含んでいる。「夢」と言い換えてもいいだろう。しかし、夢や空想だけではどこかものたりない。そこで、現実の延長線上にある未来についての予測が必要になってくる。しかし、空想が現実からかけ離れるばかりかといえばそうではないし、予測が必ず現実を言い当たるというものでもない。どちらも、未来をイメージする=想像することのうちにあるのだ。

(中略)

僕は空想も予測も好きな少年だった。子供の頃から「想像」することが大好きだった。しかし、僕が「想像」をただの「想像」に終わらせず、作品を作るという「創造」へと結び付けてきたのはなぜだろう。僕自身はあまり意識してこなかったことだが、こうして考えてみると、やはり「何のために描くのか」という言葉が浮かび上がってくる。

「想像」するだけなら一人でしていればいい。あるいは、友人たちとのおしゃべるで十分だろう。しかし、「創造」するためには、そこに「何のために」という強い動機が必要なのだ。

僕が「想像」したことをもとに作品を「創造」することで、もしかしたら、その作品をきっかけに何かが変わるかもしれない。僕も人類の一人として、この地球がよりよい方向に進み、幸福な未来へとつながっていってほしい。

大げさなことはあまり言いたくないが、大きな目的として、「地球の未来のために」僕は作品を描いているのかもしれない。

1. 想像と予測について、筆者はどのように述べているか。
1)いずれも現実の延長線上にあるものである。
2)いずれも可能性の低い夢のようなものである。
3)いずれも未来のイメージを構成するものである。
4)いずれも未来のイメージを現実化させるものである。

2. 筆者にとって、「創造」するとはどういうことか。
1)「想像」もしていなかったような作品を作ること
2)夢のような世界を「想像」しながら作品を作ること
3)「想像」したことをもとに、描く目的を持って作品を作ること
4)何のために描くのかを意識して、未来を「想像」できる作品を作ること

3. 筆者の考えに合うものはどれか。
1)子供たちの夢が、幸せな未来につながっていってほしい。
2)自分の作品が、人類の幸福につながるきっかけになってほしい。
3)地球の未来のためには、自分が漫画やアニメを描き続けることが必要だ。
4)地球がよりよい方向に進むには、子供時代に想像力を育てることが必要だ。
Answer Key:

Question 1: 3 (想像と予測について、筆者はどのように述べているか。=> いずれも未来のイメージを構成するものである。)
Question 2: 3 (筆者にとって、「創造」するとはどういうことか。=>「想像」したことをもとに、描く目的を持って作品を作ること )
Question 3: 2 (筆者の考えに合うものはどれか。=> 自分の作品が、人類の幸福につながるきっかけになってほしい。)
 
Reading Passage 2
事柄にもよるが、一般に、飽きる人間の方が下等で、飽きない人間の方が上等と思われている。特に、相手が書物であるような場合は、飽きることは悪いこと、と最初から相場が決まっている。しかし、人間の精神の成長は、しばしば、飽きるという形で現れることがある。飽きるというのは、今まで面白かったものが面白くなくなるということである。自分の心の歯車と噛み合わなくなるということである。

4. 飽きることについて、筆者はどのように考えているか。
1)飽きることが精神の成長を示すこともある。
2)飽きやすいということは幼さの現れである。
3)人間が成長するうえでは飽きることが必要だ。
4)精神が成長を続けている間は飽きることはない。
 
Reading Passage 3
マスコミで毎日のように環境問題が取り上げられているが、本当に「環境問題」と言っていいのだろうか。

地球温暖化にしろ、森林破壊にしろ、エネルギー資源の不足にしろ、これらはどれも人類によって起こされた問題である。しかし、このような問題を環境問題と呼ぶことで、人は無意識のうちにその問題から目をそらしているのではないか。むしろ「人間問題」と呼ぶことで自分の問題としてとらえることになり、未来の環境を変えることができるのではないだろうか。

5. 筆者は、なぜ環境問題を「人間問題」と呼んだほうがよいと考えているか。
1)環境は人間にしか変えられないから
2)良い環境を必要としているのは人間だから
3)人間が責任を持って考えるべき問題だから
4)人間の生活に多大な影響を与えている問題だから
Answer Key:

Question 4: 1 (飽きることについて、筆者はどのように考えているか。=> 飽きることが精神の成長を示すこともある。)
Question 5: 3 (筆者は、なぜ環境問題を「人間問題」と呼んだほうがよいと考えているか。=> 人間が責任を持って考えるべき問題だから )

https://japanesetest4you.com/japanese-language-proficiency-test-jlpt-n2-reading-exercise-8/
Reading Passage 1
いい文章はそれを読む者に充実した時間を作り出す。知識が人を喜ばせる必要はない。技巧が人を楽しませる必要はない。人を利口にし、快く酔わせるよりも、それを読んで本当によかったと思わせる文章を書こう。

文章にとって何よりも大事なのは、すぐれた内容としてそのまま相手に伝わることである。したがって、いい文章には「いい内容」と「いい表現」という二つの側面がある。

どれほど凝った多彩な表現が繰り広げられても、その奥にある内容がつまらなければ、文章全体として価値が低い。それでは、いい内容はどのようにして生まれるのだろうか。すぐれた内容を生み出す特定の手段のようなものは考えられない。小手先の技術といったものは役に立たない。自己を取り巻いて果てしなく広がる世界のどこをどう切り取るか、それをどこまでよく見、よく考え、よく味わうか、そういうほとんどその人間の生き方とも言えるものがそこにかかわっているからである。豊かな内容は深く生きることをとおして自然に湧き出るのだろう。

一方、どれほどすぐれた思考内容が頭のなかにあったとしても、それが直接人の心を打つことはできない。というよりも、言語の形をとることによって、それがすぐれた思考であることがはじめて確認できるのである。その意味で、文章表現は半ば発見であり、半ば創造である。いい内容がいい表現の形で実現し、いい文章になる。逆に言えば、すぐれたことばの姿をとおしてしか、すぐれた内容というものの存在を知ることはできないのである。

1. 筆者は、読者のためにどのような文章を書けばよいと考えているか。
1)読んだ後に満足感が得られるもの。
2)読んだ後に利口になった気分になるもの。
3)時間をつくってでも読みたくなるもの。
4)表現が凝っていて読みごたえがあるもの。

2. 筆者によると、いい内容はどうすることで生まれるか。
1)さまざまな人間の生き方を知ることで。
2)世界中のことを広く知ることで。
3)人生を深く生きることで。
4)深い知識を得ることで。

3. 内容と表現の関係について、筆者はどのように述べているか。
1)いい表現であれば、どのような内容でも人の心を打つ。
2)いい表現の形をとることで、いい内容が人に伝わる。
3)いい表現を創造することで、さらにいい内容になる。
4)いい表現は、すぐれた内容であれば自然に生まれる。
Answer Key:

Question 1: 1 (筆者は、読者のためにどのような文章を書けばよいと考えているか。=> 読んだ後に満足感が得られるもの。)
Question 2: 3 (筆者によると、いい内容はどうすることで生まれるか。=> 人生を深く生きることで。)
Question 3: 2 (内容と表現の関係について、筆者はどのように述べているか。=> いい表現の形をとることで、いい内容が人に伝わる。)
 
Reading Passage 2
恐れてはいけないとか、不安を持ってはいけないとか言われることがあるかもしれない。しかし、恐怖や不安は、車にたとえればブレーキである。車の安全にとって重要なのはアクセルではなく、ブレーキなのだ。アクセルをふかしてスピードを出すことより、危険を察知してブレーキをかけて止まったり、スピードを落としたりすることで事故は防げる。その意味で、ブレーキのない車を走らせることはできないのだ。われわれ人間も恐怖や不安という名のブレーキを使って、自分たちの安全に役立てることが大切だ。

4. 筆者は、恐怖や不安をどうとらえているか。
1)恐怖や不安は、安全性の向上を妨げる。
2)恐怖や不安を感じることが、安全につながる。
3)恐怖や不安を取り除くことが、安全に役立つ。
4)恐怖や不安があるうちは、安全とは言えない。
 
Reading Passage 3
「最新の意味が、辞書に載っていない、」とはよく言われることである。保守的すぎる、と。辞書は、その点、小回りがきかない。けれども、最新の意味を辞書に載せたとたん、その意味が消えてしまったらどうだろう。その辞書は、もう使われもしない古い意味を載せていることになる。だから、辞書の編者は、新しい意味が、日本語の中に、きちんと定着するかどうかを見極めている。保守的というより、慎重だと言ってほしい。

5. 「最新の意味が、辞書に載っていない」とあるが、なぜか。
1)新しい意味が将来残るかを注意深く判断しているから
2)新しい意味がどのように変化するかを考えているから
3)新しい意味をどう説明するかをじっくり考えているから
4)新しい意味は時間がたつといずれ消えると思っているから
Answer Key:

Question 4: 2 (筆者は、恐怖や不安をどうとらえているか。=> 恐怖や不安を感じることが、安全につながる。)
Question 5: 1 (「最新の意味が、辞書に載っていない」とあるが、なぜか。=> 新しい意味が将来残るかを注意深く判断しているから )

https://japanesetest4you.com/japanese-language-proficiency-test-jlpt-n2-reading-exercise-9/
Reading Passage 1
A

1969年に人類は初めて月に到達した。その後も人類の夢はとどまらず、各国は国の誇りをかけて莫大な費用を使い、先を争うように宇宙開発を進めてきた。

しかし近年、多くの国でこのような状況が問題となっている。多額の国家予算を使うにもかかわらず成果が見えにくい宇宙開発に対して、国民が疑問を感じ始めたのだ。

現在、世界には環境問題や資源問題など速急に解決しなければならない課題が数多く存在する。同じように多額の費用を使うなら、宇宙開発よりも身近で現実的な問題を解決することの方が優先されなければならない。政府は、我々の生活に直結するような問題にこそ、予算を使うべきである。

B

宇宙開発に伴い近年の科学技術が発展したと言ってもよい。宇宙開発は、特に気象観測や通信、交通システムの分野で、人間生活の向上に大きく貢献してきた。人工衛星技術の進歩により信頼性の高い気象予測が可能になるなど、身近な生活でも、私たちが多くの恩恵を受けていることは誰もが認める事実だろう。

しかし近ごろ宇宙開発に対して否定的な意見が多く聞かれるようになってきた。確かに、莫大な費用の割りに目的も成果も不明瞭だ。

だが、宇宙開発は短期間で成果が得られるものではない。これまでの成果を生かすためにも、長期的な視野に立って研究開発を進めていくべきではないだろうか。

1. 宇宙開発に対する最近の意見としてAとBで共通して触れられているのはどれか。
1)宇宙開発は費用がかかるが、成果が明確ではない。
2)宇宙開発は費用がかかるが、科学技術の発展に貢献している。
3)宇宙開発には、夢はあっても実用的利益は少ない。
4)宇宙開発には、費用をかけても解決できない問題が多い。

2. 宇宙開発について、AとBはどのように述べているか。
1)AもBも、宇宙開発の成果を上げるためなら、時間がかかるのはやむをえないと述べている。
2)AもBも、世界には宇宙開発以外に、取り組まなければならない問題があると述べている。
3)Aは宇宙開発の成果を急ぐ必要はないと述べ、Bは速急に宇宙開発の成果を出すようにすべきだと述べている。
4)Aは宇宙開発よりも先に解決すべき課題があると述べ、Bはこれからも宇宙開発を続けるべきだと述べている。
Answer Key:

Question 1: 1 (宇宙開発に対する最近の意見としてAとBで共通して触れられているのはどれか。=> 宇宙開発は費用がかかるが、成果が明確ではない。)
Question 2: 4 (宇宙開発について、AとBはどのように述べているか。=> Aは宇宙開発よりも先に解決すべき課題があると述べ、Bはこれからも宇宙開発を続けるべきだと述べている。)
 
Reading Passage 2
以下は、これから就職する人に対して書かれた文章である。

好きなことをしてもお金にはならない、というのが普通の考え方です。一日中ただ好きなゲームをしていてよい、などという職業はありません。でもじつは自分の「好き」をきわめるとかならずそこにだれかほかの人のニーズがあって、仕事があるということを覚えておいてください。

(中略)

いまは人々の「好き」が多様化しつつある時代です。食べ物の好みや服の好みだけではありません。細かいライフスタイルのちがいに人々が価値を見いだすような時代です。カタログにないもっとちがう商品はないだろうか?これとあれの中間のサービスはないだろうか?といったぐあいです。

これまで大きな企業が機械的にマーケティングをして提供してきたような「売れる商品」「売れるサービス」では対応しきれないようなモノ、サービス。これを「ニッチ(すき間)」とよぶことがあります。いまはまさにこのニッチが広がりつつある時代です。

こうしたニッチに気づくことができるのは、何かが「好き」な人です。自分の好みを突き進めていくと、そこに何かの不足を感じる。その不足がじつはほかの人も欲しがっていた何かかもしれない、というわけです。

何かを好きな人ほど、何かに不足を感じている人ほど、それを仕事に変えていくことのできる可能性があります。

3. 筆者によると、「いま」はどのような時代か。
1)人々がこれまで好きではなかったものにも価値を感じるようになっている。
2)人々が自身の価値観に合ったものを捜し求めるようになっている。
3)人々のライフスタイルのちがいがわかりやすくなっている。
4)人々がお金で買えないものを欲しがるようになっている。

4. 好みを突き進めた人がニッチに気づくことができるのはなぜか。
1)ほかの人より先に時代の変化を感じ取れる可能性があるから。
2)ほかの人から自身が知らないことを教えてもらえる可能性があるから。
3)自身の持つ情報が、ほかの人に不足している情報かもしれないから。
4)自身の感じる不足が、ほかの人が感じる不足であるかもしれないから。

5. この文章で筆者が言いたいことは何か。
1)好みが多様化しているのでいろいろな仕事ができる。
2)ほかの人が思いつかない仕事を探すほうがいい。
3)好みではない仕事でもいつか好きになる。
4)好きなことでも仕事に結びつく。
Answer Key:

Question 3: 2 (筆者によると、「いま」はどのような時代か。=> 人々が自身の価値観に合ったものを捜し求めるようになっている。)
Question 4: 4 (好みを突き進めた人がニッチに気づくことができるのはなぜか。=> 自身の感じる不足が、ほかの人が感じる不足であるかもしれないから。)
Question 5: 4 (この文章で筆者が言いたいことは何か。=> 好きなことでも仕事に結びつく。)

https://japanesetest4you.com/japanese-language-proficiency-test-jlpt-n2-reading-exercise-10/
Reading Passage 1
以下は、ある農作物の販売者が書いた文章である。

自分の手で作物を育ててみると、それが食べられるようになるまでどれだけ手間がかかるのかがわかる。また天候不順などに見舞われたら作物ができないこともある。米や野菜は、工場で生産される製品のように、自動的・安定的に生産できるものではなく、自然の恵みの中で、人の手がかけられて自分たちの手元にまで届いているのだと実感する。

そうすると、たとえばお店で売られている野菜の値段を見ても、「これまでとは違った見方になってくる。(1)ただ単に安ければいいというものではないと思えてくる。

価格というのは、現代社会では物に対する一つの評価基準である。安いということは、それを価値の低いものとみなしているといえる。一所懸命作ったものに安価な値段がつけられてしまうと、作り手としては非常にがっかりしてしまうことは想像に難しくない。

食料という、われわれが生きていくうえで欠かせないものでも、ほかの品物と同じように商業主義の中に組み込み、商品の一つとして同じ土俵の上で競わせることが、はたしてほんとうにいいのだろうか。われわれの命をつなぎ、命を守るものを、安価競争に巻き込んでしまっていいものだろうか。

食べ物の作り手が、いいものを作りたいというモチベーションを失ってしまったら、最終的に困るのはわれわれ消費者なのだ。生きるための対価を支払っていると思えば、とにかく安ければいいという安易な選択はできあにはずだ。

だから、僕がやっている「青空市場808」では、他店と安価競争をするつもりはまったくない。もちろん、相場というものがあるので、それを参考にしているが、基本的には生産者に価格を決めてもらい、そのうえで販売価格を決める。

一方、お客さんに対しては、なぜそのような価格になるのか、説明できなければならない。

どのようにしてこの作物は作られているのか。味にはどんな特徴があるのか。農薬は使っているのかどうか。

(中略)

今、小売りが果たすべき役割は大きいと思う。小売りは生産者との信頼関係を築き、その信頼を消費者に伝えていく。一方で、安全や安心を求める消費者の声や、商品の評価を生産者に伝えていく。こうすることで、消費者の農薬への理解が深まり、ひいては消費者の健康な暮らしと命が守られていくのである。

1. 作物を育てると、「これまでとは違った見方になってくる」とあるが、なぜか。
1)生産者の農作物に対する愛情がわかるから
2)自然の影響の大きさや手間がかかることがわかるから
3)農作物を作るには費用も手間もかかることがわかるから
4)工場で作られる製品と同様に手間の多いことがわかるから

2. 農作物の値段をつけるときに、筆者が最も重視しているのはどのようなことか。
1)他店の価格と比較せずにつけること
2)作り手の希望どおりに高くつけること
3)作り手の希望を尊重してつけること
4)農作物自体の品質に基づいてつけること

3. 小売りが果たすべき役割として、筆者が重要だと考えていることは何か。
1)生産者と協力して、消費者に農業の大変さを伝えること
2)生産者が作った農作物を、適切な価格で消費者に届けること
3)生産者と消費者の対話の機会を作り、信頼関係を築くこと
4)生産者と消費者の声をそれぞれに伝え、相互理解を深めること
Answer Key:

Question 1: 2 (作物を育てると、「これまでとは違った見方になってくる」とあるが、なぜか。=> 自然の影響の大きさや手間がかかることがわかるから )
Question 2: 3 (農作物の値段をつけるときに、筆者が最も重視しているのはどのようなことか。=> 作り手の希望を尊重してつけること )
Question 3: 4 (小売りが果たすべき役割として、筆者が重要だと考えていることは何か。=> 生産者と消費者の声をそれぞれに伝え、相互理解を深めること )
 
Reading Passage 2
学歴があっても学力がない人は教えた仕事だけは本当にきちんとやります。しかし、自分で考えることに積極的ではないので進歩が遅い。一方、体力があっても根性がない人はあきらめが早い。それはいまの仕事で自分に何が求められているかを突き詰めて考えていないから、やる気が湧いてこないのです。

つまり、「この2タイプ」は自分の仕事に対して無関心なのです。少なくとも上司の目にはそう映ります。

4. 「この2タイプ」とあるが、この2タイプのどちらにも言えることは何か。
1)やる気がなくて、進歩が遅い
2)考えようとする姿勢(しせい)が足りない
3)何が求められているかわからない
4)深く考えず、すぐにあきらめる
 
Reading Passage 3
以下は、ある会社が出したメールの内容である。

お客様各位

いつも「ジミック」のプリンターをご愛用いただき、ありがとうございます。

さて、弊社では、お客様がプリンター用インクを追加購入なさる際に、定価の5%引きでお求めいただいておりますが、この7、8月中に購入のお申し込みをされたお客様には、さらにお得(おとく)な特別割引価格でお届けいたします。この機会にご利用いただければ幸いです。詳しくはホームページをご覧ください。

今後とも「ジミック」の製品をご愛用くださいますようお願い申し上げます。

5. この会社の割引サービスについて正しいものはどれか。
1)「ジミック」のプリンターを使っている人は、7、8月中だけインクを5%引きで買うことができる。
2)「ジミック」のプリンターを使っている人が7、8月中にインクを注文すれば、5%引きより安く買うことができる。
3)「ジミック」のプリンターを7、8月中に買う人は、インクを5%引きより安く買うことができる。
4)「ジミック」のプリンターを7、8月中に買う人がインクを一緒に注文すれば、どちらも5%引きで買うことができる。
Answer Key:

Question 4: 2 (「この2タイプ」とあるが、この2タイプのどちらにも言えることは何か。=> 考えようとする姿勢が足りない )
Question 5: 2 (この会社の割引サービスについて正しいものはどれか。=>「ジミック」のプリンターを使っている人が7、8月中にインクを注文すれば、5%引きより安く買うことができる。)

https://japanesetest4you.com/japanese-language-proficiency-test-jlpt-n2-reading-exercise-11/
Reading Passage 1
A

「新入社員をしかったら会社に来なくなってしまった。」「若い社員のしかり方がかわらない。」こんなベテラン社員の悩みを聞くことが多くなった。今の若者は親から大事に扱われ、しかられた経験がほとんどないまま大人になってしまった。上司からしかられると、ショックに耐えられない、なぜしかられたのかわからないと言う若者が多い。

しかし、共に会社の一員であり、上司には部下を育てる義務がある。時にはしかることも必要だ。人間はミスをするものなのだから、いつも褒められてばかりなんてことはない。誰にでも、しかられて初めて誤りに気づいたという経験があるはずだ。人間はそれをきっかけに成長するものだ。

B

部下のミスを指摘するのは上司の務めだ。しかし、それは必ずしも部下をしかることではない。確かに、しかれば部下は自身の失敗に気づく。だが一方で、部下は上司を恐れるだけで、なぜ失敗したのか、どうすれば同じミスをせずにすむかを落ち着いて分析することができない。最近の若い社員はしかられた経験が乏しいため、しかられると自分が否定されたと感じてやる気を失ってしまう者もにる。

そういう場合には、上司はしかる代わりに「どうしたんだ。君らしくもない。」と穏やかに言うのはどうだろうか。こう言えば相手を認めつつ、失敗した事実をわからせることができる。これなら部下も現実を受け入れることができ、その原因を考えるはずだ。

1. AとBが共通して取り上げているのはどのような若者か。
1)しかられても気にしない若者。
2)しかられることに慣れていない若者。
3)しかられることを避けようとする若者。
4)しかられたことを認めようとしない若者。

2. 部下が失敗したときの上司の対応について、AとBはどのように述べているか。
1)AもBも、部下がやる気を失わないように、あまりしからないほうがいいと述べている。
2)AもBも、しかることも必要だが、失敗の原因を考えさせることがより重要だと述べている。
3)Aはしかることで失敗を気づかせることが大切だと述べ、Bはしからずに部下に失敗の原因を考えさせるのがいいと述べている。
4)Aはしかることで成長を促すことが重要だと述べ、Bはあえて失敗を指摘する必要はなく、部下を信頼して任せるべきだと述べている。
Answer Key:

Question 1: 2 ( AとBが共通して取り上げているのはどのような若者か。=> しかられることに慣れていない若者。)
Question 2: 3 ( 部下が失敗したときの上司の対応について、AとBはどのように述べているか。=> Aはしかることで失敗を気づかせることが大切だと述べ、Bはしからずに部下に失敗の原因を考えさせるのがいいと述べている。)
 
Reading Passage 2
暑い夏、外を歩くと汗が出る。汗を止めるために冷房のきいた部屋に入る。誰もがしがちな行動だが、実は私たちの体にとっては「よいことではない。」(3)

汗は汗腺によって作られるが、この汗腺は汗を作るだけではなく、汗を対外に出す働きも持っている。そして多くの汗腺が活発に働いていれば、蒸発しやすいさらさらした汗が作られ、体温調節がスムーズに行われる。汗腺は人の体には200~500万か所ほどあるが、通常、そのうちの半分程度が働かずに休んでいる。そして、通常でも半分しか働いていないのに、冷房を多用するなどして汗を出さないでいると、さらに休む汗腺が増えていく。

働いている汗腺が100ヶ所あって、そこで100ccの汗を作って出すという処理をしなければならないとして考えてみよう。その時にもし冷房のきいた部屋に入り「汗腺が50ヶ所しか働かなくなれば(4)、1ヶ所当たり1ccの処理のはずが、2倍の2ccの処理になる。そうなると、処理が間に合わず、塩分などの体内に吸収されるべき成分を含んだままの汗が体外に出てしまうことになる。このような汗はべたべたとしており、蒸発しにくく、「蒸発することで体温調節をする」という汗の役割をうまく果たせない。

休む汗腺を増やさないためには、日ごろから汗が出る時にはそのまま出すという生活をしたほうがいい。飲食物に気をつけることも有効である。汗が出ている時に冷えた物を取ると、脳が「体が冷えた」と判断し、汗を止めてしまうので注意が必要だ。

3. 「よいことではない」とあるが、なぜか。
1)汗腺の数が減ってしまうから
2)汗腺が汗を作れなくなるから
3)働くべき汗腺が働かなくなるから
4)一つ一つの汗腺の働きが弱まるから

4. 「汗腺が50ヶ所しか働かなくなれば」とあるが、そうなった場合どうなるか。
1)汗の中の塩分などが増えて体温調節がしにくくなる。
2)汗の中の塩分などが減って蒸発しにくくなる。
3)汗の量が増えて蒸発しにくくなる。
4)汗の量が減って体温調節がしにくくなる。

5. 筆者によると、よい汗を出すにはどうすればよいか。
1)日ごろから水分を多く取り、汗が出やすい状態にする。
2)汗をたくさん出して、働いている汗腺の機能を高める。
3)汗が出る時には、できるだけ止めないようにする。
4)脳を刺激し、汗腺への命令の伝わりをよくなる。
Answer Key:

Question 3: 3 (「よいことではない」とあるが、なぜか。=> 働くべき汗腺が働かなくなるから )
Question 4: 1 (「汗腺が50ヶ所しか働かなくなれば」とあるが、そうなった場合どうなるか。=> 汗の中の塩分などが増えて体温調節がしにくくなる。)
Question 5: 3 ( 筆者によると、よい汗を出すにはどうすればよいか。=> 汗が出る時には、できるだけ止めないようにする。)

https://japanesetest4you.com/japanese-language-proficiency-test-jlpt-n2-reading-exercise-12/
Reading Passage 1
人生には重大な決断をしなければならない時がある。そんな時に一番やってはならないのは、周りの意見に流されてしまうことだ。もちろん信頼できる人たちにアドバイスを求めるのは、悪いことではない。

しかし何よりも大切にしなければいけないのは、まずはしっかりと自分の気持ちと向き合うことだ。自分が何をしたいのか、どうなりたいのか。新しいアクションを興すには、まずしっかりと自分の気持ちを確認しなければならない。

1. 重大な決断をする時に、重要なことは何か。
1)信頼できる人に意見を求める。
2)周りの人の意見をしっかり聞く。
3)自分の気持ちを正直に人に話す。
4)自分の気持ちをしっかり見つめる。
 
Reading Passage 2
以下は、ある調査に関する記事である。

最近、格安航空会社に高い関心が寄せられているようだ。ある調査で、この1年に国内の旅行や帰省で飛行機を利用した20~60代の男女に「今後格安航空会社を利用したいか」を聞いた。その結果、「利用したい」または「やや利用したい」と答えた人の割合は、20代男性が91%でもっとも多く、以下、40代男性、30代男性、20代女性、30代女性と続くが、いずれも約70%と高い。50代、60代の男女ともにやや割合が下がるが、最も低い40代女性でも半数を超えていた。

2. 今後格安航空会社を「利用したい」または「やや利用したい」と答えた人の割合について、この記事からわかることはどれか。
1)すべての性別・年代で50%以上である。
2)20代と30代では、男女とも70%前後である。
3)男女とも、30代より40代のほうが割合が高い。
4)男女とも、年齢が低いほど割合が高い。
Answer Key:

Question 1: 4 ( 重大な決断をする時に、重要なことは何か。=> 自分の気持ちをしっかり見つめる。)
Question 2: 1 ( 今後格安航空会社を「利用したい」または「やや利用したい」と答えた人の割合について、この記事からわかることはどれか。=> すべての性別・年代で50%以上である。)
 
Reading Passage 3
美術館に皆展示してあるものに正解は一つもない。その作品をどう観るかはまったくの自由だ。

もちろん、その作品を制作したアーティストの意図は存在する。しかし、それは決してただ一つの正解ではない。作者も考えていなかったような見方や、読み方ができることが芸術作品の魅力なのだ。優れた作品は作者の意図を軽々と超えて、観客の心のなかで多様な気づきを生み出していく。多様な解釈ができることは、優れた美術作品の条件だと言ってもいい。

しかし、日本人は、この「答えがない」ことが苦手なのだ。「美術は難しい」「絵はわからない」という声をよく聞くのは、多くの日本人が美術や絵の見方に「正解」があると思っているからである。欧米ではこうした声は聞かれない。「美術は好きじゃない」「絵には興味がない」という人はいる。しかし、「わからない」ものだと思っている人はあまりいないのではないかと思う。

ただし、「絵が変わらない」と当惑気味につぶやくのは大人たちだけだ。子供はそんなことは言わない。
美術館で子供たちは、それぞれのやり方で作品を受け止める。(中略)

面白いと思えば嵌まる(はまる)。思わなければ忘れてしまう。子供たちと美術の最初の出会いはそれでいいのだと思う。

3. 筆者は、どのような芸術作品が優れて(すぐれて)いると述べているか。
1)観る人が自由に解釈(かいしゃく)できる作品
2)観る人が共通の解釈を持てる作品
3)作者の意図が観る人の解釈を超える作品
4)作者の意図が明確で素直に解釈できる作品

4. 筆者によると、日本人の大人が美術を難しいと感じるのはなぜか。
1)決まった見方があるのに自由に観ようとするから
2)見方に正しい答えがあるはずだと思っているから
3)誰も正しい見方を教えてくれないから
4)見方がいろいろあって選べないから

5. 子供と美術の出会いについて、筆者はどのように考えているか。
1)絵がわからなくても大丈夫だ。
2)絵がわかったという実感が大切だ。
3)優れた作品に多く触れたほうがいい。
4)興味を持ったものを観ればいい。
Answer Key:

Question 3: 1 ( 筆者は、どのような芸術作品が優れていると述べているか。=> 観る人が自由に解釈できる作品 )
Question 4: 2 ( 筆者によると、日本人の大人が美術を難しいと感じるのはなぜか。=> 見方に正しい答えがあるはずだと思っているから )
Question 5: 1 ( 子供と美術の出会いについて、筆者はどのように考えているか。=> 絵がわからなくても大丈夫だ。)

https://japanesetest4you.com/jlpt-n2-reading-exercise-13/
問題1

従来、旅行業にとって顧客を喜ばせることは難しくなかった。自分の行ったことがないところに行きたい、見たことがないものを見たい、食べたことのないものを食べたいというのが主なニーズであったし、長い休みの存在自体が旅行の動機になり得たからだ。だから参加者の多くは、そこに行って、そこそこの観光ができれば、十分に満足した。旅行会社は、価格を抑えるために人々を大量に効率良く送客すればよかった。北海道や沖縄、グアムやハワイ、アジアのリゾート地……場所の魅力を繰り返し伝えて刺激し続ければそれでよかった。
しかし、そうして多くの人がさまざまな場所に出掛けるようになると、今度はただ行くだけでは満足しなくなる。目的が必要になる。行ってどうするのか、何ができるのかという目的が重要になる。(中略)
この流れは現在も続いており、旅の動機づけとしては重要な視点となっている。ただ、残念ながらそういうことをマスとしてとらえることが、価値観の多様化のなかで難しくなってきている。個々の目的を一つに束ねてマスの企画にすることが難しいのだ。ブームが発生しづらくなっている状況と原因は同じであろう。

(近藤康生『なぜ、人は旅に出るのか』による)

そこそこの:まあまあの

1. 筆者によると、これまでの旅はどのようなものだったか。
1)高くても遠い場所でのんびり過ごせればよかった。
2)経験したことのないことができればよかった
3)気に入った場所に繰り返し行ければよかった。
4)近くて安い場所に短期間に行ければよかった。

2. 筆者によると、客は旅で何を重視するようになってきたか。
1)一回の旅行でさまざまな場所へ行けるかどうか
2)観光するだけで満足できるかどうか
3)行ってしたいことができるかどうか
4)新しい場所へ行けるかどうか

3. 筆者によると、旅行会社が難しいと感じている点は何か。
1)個々のニーズに合った団体旅行を考え出すこと
2)魅力を感じてもらえる場所を探し続けること
3)旅行に行こうという気持ちにさせること
4)価格を抑えた団体旅行を企画すること
Answer Key:

Question 1: 2 ( 筆者によると、これまでの旅はどのようなものだったか。=> 経験したことのないことができればよかった。)
Question 2: 3 ( 筆者によると、客は旅で何を重視するようになってきたか。=> 行ってしたいことができるかどうか )
Question 3: 1 ( 筆者によると、旅行会社が難しいと感じている点は何か。=> 個々のニーズに合った団体旅行を考え出すこと )
 
問題2

私たちは、食べるためばかりでなく、便利で快適な生活を送るため、知らず知らずのうちに多くの生き物の命を奪っています。しかしこのことは、日常生活のなかで実感としてもつことはすくないでしょう。人が生き物の命の尊さをわかるには、逆説的になるかもしれませんが、生き物の命をあやめているという「実感」をもたなければならないでしょう。そうした過程(4)を経なければ、いのちの尊さなどということはわからないのではないでしょうか。

(松浦秀俊『川に親しむ』による)

逆説的(ぎゃくせつてき)になる:矛盾(むじゅん)しているように見える
あやめる:殺す

4. 「そうした過程」とはどのようなことか。
1)生き物とともに、便利で快適な生活を送る経験をすること
2)実際に生き物を殺しているということを心から強く感じること
3)食べるためには、多くの生き物を殺すことは当然だと考えること
4)多くの生き物の命を奪っていることに気づかないまま生活すること
Answer Key:

Question 4: 2 (「そうした過程」とはどのようなことか。=> 実際に生き物を殺しているということを心から強く感じること )
 
問題3

これは、デパートの通信販売の案内である。下の問いに対する答えとして最もよいものを、1234から一つ選びなさい。


5. 商品を購入する際に、送料と手数料を払わなくてもいいのは次の4人のうち誰か。
1)ヘサルさん
2)山田さん
3)ジョンソンさん
4)シンさん


6. 返品・交換をしたい人が注意しなければならないことはどれか。
1)連絡は、商品を返送する前か返送直後にする。
2)返送は、商品到着後14日以内に行う。
3)商品は、返品理由を書いた納品書と一緒に返送する。
4)返送料は、返品・交換理由にかかわらず自身が負担する。
 
Answer Key:


Question 5: 3 ( 商品を購入する際に、送料と手数料を払わなくてもいいのは次の4人のうち誰か。=> ジョンソンさん )
Question 6: 3 ( 返品・交換をしたい人が注意しなければならないことはどれか。=> 商品は、返品理由を書いた納品書と一緒に返送する。)

https://japanesetest4you.com/jlpt-n2-reading-exercise-14/
jlpt2_2002_prep_009.htm = jlpt_N2_tests_015.htm
数学に関してぜひとも言っておきたいことがあります。

数学が嫌いな人が多い理由の一つは、数学はできるかできないかがはっきりしているためです。できないとどうしても嫌いになるのです。そこで、ぼくがどうやって数学を勉強してか、「1」それについて話をします。

ぼくは、14歳のとき、夏休みにずっと親の別荘にいて、昼間ずっと数学の問題を解いていました。数学の分厚い問題集の中の問題を解く(とく)。これはけっして日本人ができないことではありません。ただし、日本人の多くの学生は、問題をちょっとだけ考えて、すぐできればいいけれども、できなかったらすぐに解答のページをめくって「ああ、なるほど」と納得(なっとく)して、つぎの問題に移るのです。「2」これではダメです。(中略)それでは頭の中に残りません。自分にとっては、どちらかというと失敗の体験なのです。問題はとけなかった。解答を見てわかったけれども、解かなかったのです。

ぼくはそうではありませんでした。ぼくは問題は自分の力で解くべきだと考えて、それを断固実行したのです。5分や10分でできた問題もあれば、30分も1時間もかかった問題もよくありました。1時間でもできない問題の場合には、ぼくはベッドの下の引き出しに入りました。横になってふたを下ろすと、まったく暗闇の中です。その身動きができない状態で数学の問題を考えたのです。ぼくは、問題が解けない限り、ここから出ないと決心しました。頭の中では数学の問題をずっと考えて、そして結局、解けたのです。さもなければ、いまごろはミイラになっているでしょう。「3」そんな悠長(ゆうちょう)なことはしていられない。自分が一つの問題を5時間も考えているうちに、外のひとは20問も答がわかてしまう。それでいいのだろうかと思う人がいるでしょう。でもちがうのです。

「問題を自分の力だけで解いてしまうことができた。やった!」と、大きな喜びを感じられます。そして、数学にもっと興味がわいてくるのです。数学はおもしろいな、楽しいなと思えるのです。かんたんな問題でもいい。それを自分の力で解くことによって、興味がつぎつぎにわいてくるものです。それはポジティブな記憶になります。ポジティブな記憶は、頭の中に残るのです。

逆に、解答を見て20問がわかったとしても、「結局できなかった」と虚しさが残るだけなのです。この記憶はネガティブな記憶ですから、脳が忘れてしまうのです。
このように、ポジティブな記憶を残していくこと、そのためにいろいろな方法を自分なりに考えてください。そして実行してみて、自分に合わないとわかれば、別の方法を探せばいいのです。ぼくのとった方法もぜひ参考(さんこう)にしてみてください。

(ピーター・フランクル『ピーター流らくらく学習術』による)
 
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1. 筆者は、数学が嫌いな人が多いのはなぜだと言っているか。
1)できるまでに長い時間がかかるから
2)できてもできなくてもかまわないから
3)できるかできないかのどちらかだから
4)できるかできないかがよくわからないから

2. 「1」これとはどのようなことか。
1)夏休みに昼間ずっと親の別荘にいること
2)数学の問題集にある問題を解いていくこと
3)数学の問題をちょっと考えてすぐ解いてしまうこと
4)親と一緒に数学の分厚い問題集のなかの問題を解くこと

3. 「2」これではダメですとあるが、どうしてダメですか。
1)問題が多すぎて頭の中に残らないから
2)解答を見ても納得できず、解かなかったから
3)問題が解けなかったという失敗の体験になるから
4)解答をみて解き方が失敗だということがわかったから

4. 「3」そんな悠長なこととはどんなことか。
1)5分や10分でできる問題をたくさん解くこと
2)問題が解けるまでずっと何時間も考えつづけること
3)ベッドの引き出しの中で身動きもせず横たわっていること
4)解答のページをめくって、わからない問題の答えを調べること

5. 記憶について、筆者が述べていることと合っているものはどれか。
1)ネガティブな記憶は、頭の中に長くとどまらない。
2)ポジティブな記憶は、ネガティブな記憶ほど残らない。
3)ネガティブな記憶は、いやな体験として長く記憶される。
4)ポジティブな記憶は、長い時間をかけて初めて得られる。

6. この文章で筆者が言いたいとはどれか。
1)数学は、時間がかかっても数多く問題を解くことにより、興味がわいてくる。
2)数学は、簡単な問題から解き始めることにより、楽しくなり興味がわいてくる。
3)数学は、時間がかかっても自分の力で問題を解くことにより、興味がわいてくる。
4)数学は、解答を見て解き方を納得することにより、理解が深まり興味がわいてくる。
 
Answer Key:

Question 1: 3 ( 筆者は、数学が嫌いな人が多いのはなぜだと言っているか。=> できるかできないかのどちら化だから )
Question 2: 2 (「1」これとはどのようなことか。=> 数学の問題集にある問題を解いていくこと )
Question 3: 3 (「2」これではダメですとあるが、どうしてダメですか。=> 問題が解けなかったという失敗の体験になるから )
Question 4: 2 (「3」そんな悠長なこととはどんなことか。=> 問題が解けるまでずっと何時間も考えつづけること )
Question 5: 1 ( 記憶について、筆者が述べていることと合っているものはどれか。=> ネガティブな記憶は、頭の中に長くとどまらない。)
Question 6: 3 ( この文章で筆者が言いたいとはどれか。=> 数学は、時間がかかっても自分の力で問題を解くことにより、興味がわいてくる。)

https://japanesetest4you.com/jlpt-n2-reading-exercise-15/
問題1

今の若い人は、ある程度完備した科学社会に生まれている。携帯電話もカーナビも当たり前になった社会である。発展の過程を見ていない彼らは、どういった原理でそれらが機能しているのかを知らない。知らなくても、その恩恵を受けることができる。充電さえしていれば、誰とでもいつでも連絡がつくと信じている。電波がどんなもので、どのような設備によって成り立っているのかを知らない人が多い。十数メートルしか離れていない場所なのに、携帯電話が通じなくなることがあるなんて、考えてもいないだろう。
こういった「科学離れ」については、昔から問題意識はあった。だから、子供たち向けに科学を教育するシステムをいろいろな形で模索(もさく)してきた。けれども、僕が感じることが一つある (2)。そういう教育をしているのは、科学が好きな人たちだ。だから、口を揃えてこう言う、「科学の楽しさを子供たちに知ってもらいたい」と。この言葉を聞くたびに、「楽しさ」を押しつけている姿勢(しせい)を感じずにはいられない。読書の楽しみを知ってもらいたい。スポーツの楽しさを感じてもらいたい。ほかの分野でも、こういった姿勢は根強い。しかし、科学の場合は、そんな悠長(ゆうちょう)な問題ではない、と思うのだ。読書やスポーツが嫌いな人は、それをしなくても良いだろう。楽しみは、ほかにいくらでもある。しかし、科学を避ける(さける)ことは、この現代に生きていくうえではほとんど無理なのである。(中略)もはや、好きとか嫌いで片づけられるものではない、ということだ。

(森博嗣『科学的とはどういう意味か』による)

カーナビ
car navigation

1. 筆者は、今の若者をどのように見ているか。
1)科学が発展した社会に生まれたので、携帯電話などの機器のない不便さを知らない。
2)科学社会で育っていても、携帯電話などの機器の原理を知らないで使っている。
3)科学の発展過程を知らないため、携帯電話などの機器の進歩が実感できない。
4)科学に関心がないので、携帯電話などの機器を十分に活用していない。

2. 僕が感じることが一つあるとあるが、何を感じているのか。
1)科学が好きな人たちだけが、科学の楽しさを教えられるわけではない。
2)「科学離れ」を防ぐには、科学の楽しさを教えることが大切だ。
3)科学の楽しさは、子供が簡単に理解できるものではない。
4)科学教育は、科学の楽しさばかりを強調している。

3. 筆者の考えに合っているのはどれか。
1)現代は科学とかかわらずに生きていくことはできない。
2)現代は科学を無理に好きになる必要はない。
3)科学が読書やスポーツより楽しくないのは当然だ。
4)これからは科学嫌いをなくさなければならない。
Answer Key:

Question 1: 2 ( 筆者は、今の若者をどのように見ているか。=> 科学社会で育っていても、携帯電話などの機器の原理を知らないで使っている。)
Question 2: 4 ( 僕が感じることが一つあるとあるが、何を感じているのか。=> 科学教育は、科学の楽しさばかりを強調している。)
Question 3: 1 ( 筆者の考えに合っているのはどれか。=> 現代は科学とかかわらずに生きていくことはできない。)
 
問題2


今日、多くの国々で、地球環境に配慮した車が求められている。そのような中でガソリンではなく電気で走る自動車が登場(とうじょう)したが、まだ値段も高く長距離を走ることも難しい。また、充電(じゅうでん)する場所も限られるために、電気自動車に乗る人はそれほど多くない。
しかし、近い将来、それらの問題も技術の進歩によって解決され、やがてはより身近で一般的な乗り物になっていることが考えられる。また、電気自動車は構造(こうぞう)が複雑(ふくざつ)ではないため、一人用または二人用の小型のものならば、個人で製造(せいぞう)できる可能性もあるそうだ。数十年後には一人一台電気自動車を持ち、全国どこへでも行ける時代が訪れるかもしれない。


今や自動車は私たちの生活になくてはならないものになっているが、環境への意識が高まるにつれ、車に対する人々の考え方が変化してきている。その結果、電気自動車が、走行(そうこう)時に二酸化炭素(にさんかたんそ)を出さず、騒音(そうおん)も少ないことから、環境に優しい車として注目を集め、徐々(じょじょ)に利用者も増えている。また、カーシェアリングといって、一台の車を複数(ふくすう)の人で使用するというシステムも整ってきている。このような傾向(けいこう)が続けば、個人で車を持つ必要性は薄れてくるだろう。十年後、二十年後はガソリン車が姿を消し、電気をエネルギーとする車を数人で一台利用している、そんな時代が来るかもしれない。

4. AとBのどちらの文章にも触れられている点は何か。
1)電気自動車所有(しょゆう)状況の予測
2)人々の電気自動車に対する関心の高さ
3)今後開発される電気自動車の新機能
4)現在の電気自動車が環境に与える効果

5. AとBの筆者は、車社会の今後の可能性についてどのように考えているか。
1)AもBも、車の台数はさらに増え、人々の生活に不可欠(ふかけつ)なものになるだるうと考えている。
2)AもBも、車の技術はますます進歩し、環境を意識した車が手軽に利用できるようになるかもしれないと考えている。
3)Aは電気自動車の利用者が増えると考え、Bは電気自動車の普及(ふきゅう)に加え利用の仕方も変化するだろうと考えている。
4)Aは電気自動車の技術が向上(こうじょう)すると考え、Bは将来個人で電気自動車を所有することになるだろうと考えている。
Answer Key:

Question 4: 1 ( AとBのどちらの文章にも触れられている点は何か。=> 電気自動車所有状況の予測 )
Question 5: 3 ( AとBの筆者は、車社会の今後の可能性についてどのように考えているか。=> AもBも、車の技術はますます進歩し、環境を意識した車が手軽に利用できるようになるかもしれないと考えている。)
 
問題3

人間とは不思議なもので、年をとってもいろいろな新しいことを経験したいという気持ちがある。例えば自分で茶わんを作ってみるとか、ピザを焼いてみるとか、さまざまな新しい挑戦(ちょうせん)がある。
しかし、当然のことながら、それがうまくいくことは少ない。茶わんはぜんぜん丸く作れないし、ピザはおいしくない。だが、それを恥ずかしく思う必要はないのだ。最初からうまくできるなら、世の中のさまざまな学校や修業(しゅうぎょう)は必要ないことになる。初めはうまくいかないのが当たり前なのだ。
それなのに、家族の者に「変な形」、「まずい」などと言われると、「もう二度と作らない」と思ってしまう。初めての挑戦には、周りの人々の理解と応援(おうえん)も必要なようだ。

6. 「新しい挑戦」とあるが、筆者はこれについてどう思っているか。
1)周りの人々に理解されない場合は、初めからやちないほうがいいと思う。
2)初めはうまくいかないのが当然なのだから、できなくても恥ずかしく思うことはない。
3)年をとってから新しいことに挑戦する場合は、周りの人々の応援があるので、うまくいくはずだ。
4)初めて挑戦することは、まず学校に行ったり一人で練習したりしてから、人の前でやったほうがいい。
Answer Key:

Question 6: 2 ( 「新しい挑戦」とあるが、筆者はこれについてどう思っているか。=> 初めはうまくいかないのが当然なのだから、できなくても恥ずかしく思うことはない。)

https://japanesetest4you.com/jlpt-n2-reading-exercise-16/
問題1

自分の気持ちを言葉にして身近な人に話しかけるとき、抽象的な表現をしても、相手には何のことかピンと来ないことが多いはずです。「1」言いたいことは常に具体的に。これが大切です。
どうしても伝えたいことがある。しかし、わかりやすく表現できない。そんなときは、伝えたい内容を示す具体的な例はないかな、と考えてみるのです。
(中略)
あなたに誰かが話しかけてきたと考えてください。このとき、あなたが知っている人の名前や、行ったことがある土地の名前が出てくると、思わず話に引き込まれることがあるはずです。聞いたこともない国の地名が出てきて、その国が抱える問題点を聞かされても、「だから、どうしたの」と「2」聞き返したくなるかもしれません。
「3」会話は、相手が参加してくれてこそ成立します。だったら、相手を話題に引き込む材料が必要です。それが、具体例なのです。あるいは、お互いがよく知っている固有名詞なのです。

(池上彰『相手に「伝わる」話し方』による)
ピンと来ない:すぐには分からない
話に引き込まれる:話に興味を感じて聞く

1. (1)言いたいことは常に具体的にの後に続くと予測(よそく)されるものはどれか。
1)話さなくてもいい
2)表さなければならない
3)思い出すかもしれない
4)わかるようになるだろう

2. (2)聞き返したくなるのはなぜか。
1)自分の話す内容に相手は関心がないから
2)その国の話題について自分は興味があるから
3)その話は自分にはあまり関心がないことだから
4)相手が関心のない話題に自分も興味がないから

3. (3)会話は相手が参加してくれてこそ成立しますとはどういう意味か。
1)会話の相手が話したいと思わなければ、会話はできない。
2)相手が身近な人なら話題に引き込まれて会話ができる。
3)会話の相手によて話し方を変えていては、会話はできない。
4)会話の相手は具体例がなくても会話に参加することができる。
Answer Key:

Question 1: 2 ((1)言いたいことは常に具体的にの後に続くと予測されるものはどれか。=> 表さなければならない )
Question 2: 3 ((2)聞き返したくなるのはなぜか。=> その話は自分にはあまり関心がないことだから )
Question 3: 1 ((3)会話は相手が参加してくれてこそ成立しますとはどういう意味か。=> 会話の相手が話したいと思わなければ、会話はできない。)
 
問題2

首都圏(しゅとけん)在住(ざいじゅう)で4~9歳の子を持つお母さん500人を対象に実態調査をしたところ、子どもちは年平均(としへいきん)4.6回風邪をひき、10回以上をひく子が1割以上いることがわかった。
「今の子どもは、あなたの子どものころと比べて、風邪をひきやすくなったと感じるか」という問いに対して半数以上が「今の子どもの方がひきやすい」と答え、原因として「外で遊ばなくなったから」「食生活の変化」「体力の減退(げんたい)」などを挙げた。
子どもが風邪をひいた時の夫の対応は、「協力的だ」が6割を超えた。夫に協力してほしいこととしては「早く帰宅して」「他の子どもの世話をして」「自分の身の回りのことは自分でして」という回答が多く、「看病してほしい」というのは1割ほど。父親には、看病する能力をあまり期待していないようだ。

(『サイアス』2000年3月号による)

4. 今の子どもの風邪をひく回数について、正しいものはどれか。
1)1年に1回風邪をひく。
2)1年に6回風邪をひく。
3)1年に10回程度風邪をひく。
4)1年に4~5回程度風邪をひく。

5. 母親は、今の子どもについてどう思っているか。
1)風邪をひいたときでも外で遊びたがる。
2)自分の身の回りのことは自分でできる。
3)母親が子どもだったころより体力がある。
4)母親が子どもだったころより風邪をひきやすい。

6. 子どもが風邪をひいたとき、多くの母親は、夫にどうしてほしいと考えているか。
1)自分自身のことは自分でしてほしい。
2)家族のために料理や家事をしてほしい。
3)風邪をひいた子どもの世話をしてほしい。
4)子どものことは心配しないで仕事をしてほしい。
 
Answer Key:

Question 4: 4 ( 今の子どもの風邪をひく回数について、正しいものはどれか。=> 1年に4~5回程度風邪をひく。)
Question 5: 4 ( 母親は、今の子どもについてどう思っているか。=> 母親が子どもだったころより風邪をひきやすい。)
Question 6: 1 ( 子どもが風邪をひいたとき、多くの母親は、夫にどうしてほしいと考えているか。=> 自分自身のことは自分でしてほしい。)

https://japanesetest4you.com/jlpt-n2-reading-exercise-17/
問題1

犬を家族犬として受け入れた場合、飼い主の一家の最も上位の人がスーパー上位になって他の家族が順位(じゅんい)に従い(したが)、犬の順位が下になるように順位を明確にして安住させます。この関係が安定しないと、犬は順位争いをしたり、家族に攻撃をしたりするようになって、家族と犬との関係がうまくいかなくなります。従って(したがって)、飼い主は常に犬より上位であることを犬に意識させて飼うことが必要で、犬も納得(なっとく)して互いに楽しく暮らせます。

(田名部雄一『人と犬のきずな―遺伝子からそのルーツを探る』による)

1. 筆者によると、家族と犬がよい関係を保つにはどうすればよいか。
1)家族の中で最も上位の人に犬が従うように躾ける(しつける)
2)犬が楽しく暮らせるように家族と同じように扱う(あつかう)
3)犬が家族よりも下であることを家族に意識させる。
4)犬が家族よりも下であることを犬にわからせる。
Answer Key:

Question 1: 4 ( 筆者によると、家族と犬がよい関係を保つにはどうすればよいか。=> 犬が家族よりも下であることを犬にわからせる。)
 
問題2

私たちはなぜ観光をしたくなるのでしょうか。細かい条件にこだわらないで大胆に述べるならば、それは「変化」を求めるということです。私たちの感覚は同じ刺激を受け続けていると、その強さ、性質、明瞭性などはしだいに弱まります。著しい場合には刺激の感覚が消失することもあり、こうしたことを感覚の順応といいます。風呂の湯の熱い温度や腕時計を付けたときの違和感など、初めは鮮明な感覚であっても数分もしないうちに減衰してしまいます。同様のことが日々の体験についてもいえるでしょう。(中略)よく言えば慣れてくる、悪く言えば飽きてくるのです。そこで人は新たな刺激、つまり日常に存在しない感覚や感動を求めるのです。そのために新しい刺激をもたらすための「変化」が必要になります。変わった珍しいコトやモノを手に入れても、日常生活がベースになっていたのでは「変化」は日常の一部分にしかなりません。より劇的な「変化」を求めるには自らが「変化」の中へ入る、すなわち日常と離れた場所へ移動することでそれは達成されます。自分の家の近所へ移動した程度ではそれほどの変化は得られません。遠くへ離れれば離れるほど、見知らぬ町並みや自然の風景、聞き慣れない言葉や音楽、初めての味や香りなどが立ち表れてくるのです。外国で異文化に接するとき、この「変化」は最大になり、自分自身を除く周囲のすべてが「変化」した状態となるのです。

(堀川紀年・石川雄二・前田弘編『国際観光学を学ぶ人のために』による)

2. こうしたこととは、どのようなことか。
1)与えられる刺激が弱まると、その感じ方も弱まること
2)刺激を受ける回数が減ると、その刺激に反応しなくなること
3)同一の刺激を受けていると、その刺激を感じにくくなること
4)強弱の違う刺激を受けていると、その違いを感じなくなること

3. 筆者によると、なぜ人々は観光したいと思うのか
1)日常生活の中に「変化」を取り入れたいから
2)日常生活では感じられない「変化」を求めるから
3)新しい自分に生まれ変わるために「変化」が必要だから
4)日常生活の良さを再確認するために「変化」が欲しいから

4. 以下の例のうち、旅行者にとって「変化」が最大になるのはどれか。
1)文化の異なる国へ、知人と旅行したとき
2)文化の異なる国へ、一人で初めて旅行したとき
3)文化の異なる国へ旅行してから、日常へ戻ってきたとき
4)文化の異なる国へ旅行することが、自身の日常になったとき
Answer Key:

Question 2: 3 ( こうしたこととは、どのようなことか。=> 同一の刺激を受けていると、その刺激を感じにくくなること )
Question 3: 2 ( 筆者によると、なぜ人々は観光したいと思うのか。=> 日常生活では感じられない「変化」を求めるから )
Question 4: 2 ( 以下の例のうち、旅行者にとって「変化」が最大になるのはどれか。=> 文化の異なる国へ、一人で初めて旅行したとき )
 
問題3

これは、ある美術館のホームページに載っている体験教室の案内である。下の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4・から一つ選びなさい。


5. マルコさんは、一週間後、10歳の子供と一緒に体験教室に参加したいと考えている。都合で午後1時までには美術館を出なければならないが、作った作品は当日持ち帰りたい。マルコさんが選べる教室はどれか。
Aのみ
AとBとC
AとCとD
AとD

6. 大学生のユウさんは、明日の体験教室に参加したいと考えている。作る物は食器以外がいい。ユウさんの希望に合っていて、参加できる可能性がある教室はどれか。
Aのみ
Bのみ
AとD
BとC
Answer Key:

Question 5: 4 ( マルコさんは、一週間後、10歳の子供と一緒に体験教室に参加したいと考えている。都合で午後1時までには美術館を出なければならないが、作った作品は当日持ち帰りたい。マルコさんが選べる教室はどれか。=> AとD )
Question 6: 2 ( 大学生のユウさんは、明日の体験教室に参加したいと考えている。作る物は食器以外がいい。ユウさんの希望に合っていて、参加できる可能性がある教室はどれか。=> Bのみ )