ÈÇÓ×ÅÍÈÅ ßÇÛÊΠ- ßÏÎÍÑÊÈÉ
STUDY LANGUAGES - JAPANESE

8. JLPT

 


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Japanese language proficiency test
013 - Reading-3

 



 
https://japanesetest4you.com/jlpt-n2-reading-exercise-31/

問題1

ついこの前、近くのお店に買い物に行った時のこと。
私がお店を出ようとすると、前に電動三輪車(1)「ありがとう」という声が聞こえた。驚いて振り返る私は(2)おじいさんに、とても申し訳ない気がした。お礼を言われるまで、おじいさんにとって自動ドアを通ることが大変だなんて、少しも気付かなかった。結果として親切な行動となったが、それは偶然のことで、親切な気持ちではなかったのだから。
私には何ともないことでも、苦労する人がいるのだと、実感した出来事だった。その人の立場にならなければ、なかなか分からないことだけれど、今度こんな状況に出合ったら、すぐに気が付くようにしたい。そして、今度はお礼を言われても、それにこたえられるような、気持ちからの行動にしたい。
(2001年1月4日付朝日新聞による)
電動三輪車:歩くのが困難な人のために作られた、電気で動く乗り物

1. おじいさんはなぜ(1)「ありがとね」と言ったのか。
動かなくなった電動三輪車を押してくれると思ったから
自分のために電動三輪車を運んでくれると思ったから
自分に合わせてゆっくり歩いてくれたと思ったから
自分のために自動ドアを開けてくれたと思ったから

2. 筆者はなぜ(2)「おじいさんに、とても申し訳ない気がした」のか。
おじいさんが他の人と間違えて筆者にお礼を言ったから
親切な気持ちからしたのではないのに、ありがとうと言われたから
お礼を言われたのに、おじいさんが自動ドアを通るのを助けてあげなかったから
おじいさんが自動ドアを通るのが大変だと気付かず、ドアを閉めてしまったから

3. 筆者はこれからどうしようと思っているか。
お礼を言われたから、今度ははっきり返事をしたい
相手のことを考えて、自分から人を助ける行動をしたい
困っているところを助けられたら、必ずお礼を言うようにしたい
自分には何ともないことでも、他の人がいやがることはしないようにしたい

問題2

先日、手術をなさったとのことですが、その後お加減はいかがでしょうか?こちらはみんな変わりなくやっています。
上の娘が修学旅行で京都に行ってきました。あちらは今、ちょうど紅葉真っ盛りのようで、嵐山が美しかったそうです。
覚えていますか?私たちも高校生の修学旅行で、京都に行きましたね。嵯峨野で食べたお豆腐がおいしかった。懐かしいですね。また、あなたが元気になったらまいりましょう。娘が京都で買ってきた、絵葉書を同封します。
それではまた、お大事に。
(市田ひろみ『心を伝える手紙の書き方』による)
修学旅行:研究・見学のため教師が生徒を連れて行く旅行
嵐山、嵯峨野:京都の中の地名

4. 手紙を書いた人の説明として正しいものはどれか。
友人が病気で、その病気が治ったら一緒に京都へ行きたいと思っている。
京都にいる友人に、嵯峨野へ旅行に行く計画の相談をしたいと思っている。
最近手術をしたが、治ったら嵯峨野へ行って、豆腐をたべたいと思っている。
紅葉の美しい嵐山の絵ハガキを高校生の娘に買ってきてほしいと思っている。

 

 

問題3



これは、A社とB社の海外引越サービスの案内である。下の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。

5. チャンさんは来月帰国する際に、A社を利用して引越する予定である。荷物が10箱以上あるのでなるべく安い料金で送りたいが、そのうち帰国後すぐに使うものが入った5箱は料金が少し高くてもいいので早く着くように送りたい。チャンさんはどうしたらいいか。
急ぐものはプラン1で、その他のものはプラン2で送る。
急ぐものはプラン1で、その他のものはプラン3で送る。
急ぐものはプラン4で、その他のものはプラン2で送る。
急ぐものはプラン4で、その他のものはプラン3で送る。

6. 会社員の有田さんは3ヶ月後に海外支店に転勤することになった。一緒に行く家族は外国での生活が初めてなので、日本語で対応してもらえて、なるべく楽なプランを利用したいと思っている。有田さんはA、B両社のどのプランを検討したらいいか。
A社のプラン1とB社のプランIII
A社のプラン1とB社のプランIV
A社のプラン2とB社のプランIII
A社のプラン2とB社のプランIV


Answer Key:

Question 1: 4
Question 2: 2
Question 3: 2
Question 4: 1
Question 5: 4
Question 6: 1


 
 

 
https://japanesetest4you.com/jlpt-n2-reading-exercise-32/

この話をする前に、「時間というものは作ることができない」という、あたり前のことを言っておきたい。1日が24時間であることを変えることはできない。
睡眠時間を削ればいいと言う人もいるだろう。必要な睡眠時間は個人差があるうえに、無理をすると苦痛も大きい。楽しいことをするために睡眠時間を削るのはそれほど苦にならないものだけれども、勉強のために睡眠時間を削るなど、(1)なかなかできるものではない。
では、どうすれば時間ができるのか。おおむね二つの方法がある。
ひとつは、自分にとっての「ムダな時間を減らす」ことだ。大学に受かるための時間が必要ならば、それに関係のない時間を減らせばいい。これは必ずしも、食事や入浴の時間を削れというわけではない。(2)あたり前のように過ごしているムダな時間をなくせばいいのだ。
(中略)
1日1時間はテレビを見てもいいというような、ある程度の娯楽は許されるだろう。でも、どれもこれも十分な時間をとるのは、とうてい無理な話だ。だから、どうしても自分にとって捨てられないことや捨てられない時間を二つか三つに絞り、それ以外は削ちなければならない。
時間を増やす二つ目の方法は、(3)「時間の密度を上げる」ことである。時間の密度を上げるということは、1時間で5ページ勉強するのと10ページ勉強するのとでは、時間の密度が倍もちがうということだ。前にも言ったように、勉強をやっていないのに「できる」人は、時間的に多く勉強していないだけで、人の何倍ものスピードで十分な勉強量をこなしているはずだ。
ここで浮上してくるのが、(4)一見ムダに見える時間の効用である。1時間だけはテレビを見る、彼女と電話で話すなど何でもいいのだが「遊び」があることで残りの2、3時間の密度がアップするなら、それはムダな時間ではなく投資の時間ということになる。
(___5___)、時間をうまく使うには、自分であれこれと試しながち、こうしたほうが能率が上がる、これは時間のムダだ、ということを知っていく必要がある。自分で試しつつ、どうやったら時間の密度を上げられるか、何がムダで何がムダでないかを判断できるようになれば、時間を増やすことができるようになる。そして、一度こういう能力を身につけておけば、一生、時間をうまく使える人になれぬのである。
(和田秀樹『まじめすぎる君たちへ』による)

1. (1)「なかなかできるものではない」とあるが、何ができないのか。
寝ないで楽しいことをすること
楽しいことをするための時間を作ること
寝るための時間を作って、勉強もすること
寝る時間を減らして、勉強の時間を作ること

2. (2)「あたり前のように過ごしているムダな時聞」とあるが、ここでの「ムダな時間」とはどのような時間か。
睡眠時間
食事や入浴の時聞
目標に関係のない時間
大学に入るために勉強する時間

3. 筆者は(3)「時間の密度を上げる」ことについて、どのように述べているか。
時間的に多く勉強する人の時聞の密度は低い。
短い時間で多くの量をこなす場合、その時間の密度は高い。
何倍ものスピードで人と同じ量をこなす人の時闇の密度は低い。
長い時間をかけて、いつもと同じ勉強量をこなす場合、その時間の密度は高い。

4. (4)「一見ムダに見える時間の効用」の説明として、合うものはどれか。
テレビを1時間見ることで、情報量が増えること
遊びや投資の情報を得ることで、能率が上がること
恋人と電話で話すことで、会う時間が節約できること
避びをすることで、かえって勉強の集中力が高まること

5. (___5___)に入る最も適当な言葉はどれか。
つまり
それが
または
ところが

6. 筆者の主張と最も合うものはどれか。
時間の密度を上げる努力をするよりも、ムダな時間を減らした方が能率が上がるはずだ。
「できる」人のように、短い時間でより多くの勉強量をこなすには、投資の時間を減らす必要がある。
時間をうまく使えるようになるには、ゆっくりとあせらず、自分のぺースで好きなことからやることが重要だ。
時間をうまく使えるようになるには、自分でいろいろやってみて、その時間がムダかどうかを判断する能力を身につけなければならない。

Answer Key:

Question 1: 4
Question 2: 3
Question 3: 2
Question 4: 4
Question 5: 1
Question 6: 4

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https://japanesetest4you.com/jlpt-n2-reading-exercise-33/

問題1

演劇でも書物でも、文化や芸術には、知らない世界に自分の身を置き換え、身近なものにするという力がある。それは「人の身になって考えてみるという想像力が培われることでもあると思う。
この想僚力により、様々な差異を超え、世界の人々が同じ「人間」として、幸せに生きてほしいという願いが自然にわいてくる。実はこういう文化の力こそが平和につながる大きな力なのかもしれない。
(2002年11月3日付「読売新聞」による)

1. 「こういう文化の力」というのは、どのような力か。
世界の人々が平和に生きてほしいと願う力
いろいろな文化の違いを比較し、理解する力
外国の文化や芸術を見て、わからないところを考える力
演劇や書物を通して、自分とは異なる世界を想像する力

問題2

(1)日本人はだれがほんとうの責任者なのかわかりにくい、と言われている。日本人と会議をすると、すぐに「それは本社と相談して」と言われるからだ。その場で決めてくれない。会議に出ている社員ばかりではない。社員でさえ、いや日本の首相でさえ、その場で一人で決めることはできないである。まわりの一人々と相談して、全員の了解を取って、初めて決定できる。日本人はそれに時間をかける。
このことは、よく外国人から批判の対象になってきた。しかし、私はその批判に対して二つのことを言いたい。
第一に、(2)これは日本のことだけではないということだ。実はどこの国にもあることである。大統領でも首相でも、何でも一人で決めていたら大変なことになる。まわりと相談するのは当然のことだ。ただ日本のやり方はそれが徹底していて、ほかの国よりきびしいだけなのである。
第二に、そのおかげで日本人はまとまって次の行動ができるのである。つまり、決定には時間がかかるが、(___3___)。
したがって、「本社と相談しまして……」決して悪いことではないのだ。

2. (1)「日本人はだれがほんとうの責任者なのかわかりにくい」のはなぜか。
首相以外はものごとを一人で決められないから
ものごとを決定するとき、全員の了解が必要だから
ものごとを決定するとき、外国人の批判をさけているから
ものごとを決定するとき、責任者はいつも本社にいるから

3. (2)「これ」は何を指しているか。
ものごとを会議の場だけで決定しないこと
会議に出ている人々で相談して決定すること
大統領や首相にものごとの決定権があること
首相の決定について外国から批判があること

4. (___3___)に入るものはどれか。
そのために、決定の後から反対があるのだ
その後で、責任者を決めることができるのだ
その後は、反対者もなく計画が進められるのだ
それまでは責任者は一人で計画が進められるのだ

問題3

「急がば回れ」という諺がある。急いでいるのなら回り道をしたほうがいいという意味であるが、急いでいる時に遠い回り道を選ぶ人はいないだろう。多少の危険があっても近道をしてしまうのが普通ではないか。つまり、これは実際に回り道をしろと言っているのではなく、あわてて事故を起こしたりしないように、それだけの余裕を持てということなのだ。

5. 筆者によると、「急がば回れ」は急いでいる時にどのようにした方がよいということか。
危険があっても近道をした方がいい。
危険があっても遠い道を選んだ方がいい。
事故を起こさないように遠い道を選んだ方がいい。
事故を起こさないように十分余裕を持った方がいい。

問題4

交際、付き合い、コミュニケーション、愛、会話――どのような呼び方をしてもいいけれども、人が動物とふれ合っていて、最も重要でありながら忘れがちなのは、可愛いという気持ちにつき動かされるあまり、こちらの方が積極的になり過ぎ、相手に表現させるのを忘れることだ。
猫だって犬だって甘えたい。
「好き」 という気持ちを伝えたい。
ゴマンと付き合い、やっとそれがわかったのだから、私は相当に鈍い。
(畑正憲『ムツゴロウの動物交際術』による)
ゴマンと:非常にたくさん

6. 動物との付き合いを通して、筆者は何が分かったか。
動物と純粋な気持ちでふれ合ったほうがいいこと
動物に積極的に気持ちを伝えたほうがいいこと
動物とも人と同じように接したほうがいいこと
動物にも気持ちを表現させたほうがいいこと

Answer Key:

Question 1: 1
Question 2: 2
Question 3: 1
Question 4: 3
Question 5: 4
Question 6: 4
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https://japanesetest4you.com/jlpt-n2-reading-exercise-34/
問題1

以下は、あるデザイナーの書いた文章である。
私のアイディアのもとは、自分の生きてきた道の中にすべて詰まっているのだ、というふうに思っています。いままで生きてきた中で、
感動したことを現代に持ち帰ってくる。過去の中で感動したことをコピーして、それをデザインしているのです。アイディアはいつも人から、時代からもらう。自分で考え出すことは少ないのです。
私は、感動したときのシーンはよく覚えています。色も匂いも形も光も季節も、そのときの景色も、そのときその場に誰がいたかも、何を食べたかも、思い出の中に鮮明に刻み込まれています。感動すると、それくらい記憶装置が自動的に働いて、すべてを映し込んでいるのです。
(中略)
中学の頃のこと、高校のあのとき、社会人になったときのこと、妻と旅をしたときの情景などいろいろなシーンが思い出されて、それを遡って切り取りにいくわけです。
けれどもそれが、もやーっとしたものだと切り取れない。なぜ、もやーっとするかと言えば、心の底から感動していないからです。しっかり感動していないと、持ち帰れないのです。
感動は、自分の力だけでなく、親の力だったり、
友だちの力だったり、ほかの人の力によってもつくられています。子どものときから大事に育てられたとか、自分を包んでくれる街がきちっと大人たちによって美しく保たれていたとか、そういう周囲の力でつくられている場合もあるわけです。
そうした感動の思い出を大切に持ち帰ってきて、いまあるものとコラボレーションすると、新商品が生まれます。そういう意味では、まるっきりの新商品なんてあり得ません。アイディアはいつも、そんな過去の「感動の森」の中から探し出してくるものなのです。
いい思い出がたくさんあるかどうか、
いい人に会ったかどうか、美味しいものを食べたかどうか。そういうヒト・コト・モノとのよき思い出の引き出しをどれだけ持っているかによって、アイディアの湧き出る量は変わるのです。
(水戸岡鋭治『あと1%だけ、やってみようー私の仕事哲学』による)
もやーっとした:はっきりしない

1. 感動したことを現代に持ち帰ってくるとは、どのようなことか。
感動したシーンを人に語る。
感動した記憶をデザインに生かす。
過去に流行したデザインをコピーする。
人が感動したことからデザインのヒントをもらう。

2. 感動について、筆者の考えに合うのはどれか。
感動は周囲の力でしかつくられない。
感動したことは年を取るにつれて思い出せなくなる。
周囲の力でつくられた感動は記憶に残りやすい。
心の底から感動したことは鮮明な思い出となる。

3. アイディアについて、筆者はどのように考えているか。
記憶が強いほど、アイデアが生まれやすくなる。
他人の力を上手に利用することで、アイディアが商品につながる。
感動した思い出が豊富であるほど、多くのアイディアが生まれる。
感動をヒト・コト・モノに分けて考えると、いいアイディアが生まれる。

問題2

以下は、絵本の選び方について述べた文章である。
たいへん有効な一つの方法は、絵本を見るとき、子どもと同じやり方、つまり、字は読まず、絵だけで物語を追っていくというやり方で、絵本を見ていくことです。わたしも、新しい本を手にしたときは、かならずこのやり方で見ることにしていますが、そうすると、いろんなことが、とてもよくわかってきます。
字にたよらず絵だけ見ることは、わたしたちの心を、必然的に、単純で具体的な考え方のレベルにとどめてくれますし、当然のことながら、絵の中に意味をさぐろうとする心の働きを強めてくれます。そうして見ていくと、絵それ自体が何かを語りかけてくれる場合と、文を読んでからでなければ何の意味ももたない。いわば装飾的な働きしかしていない場合とが、実にはっきりしてきます。絵が何かを語りかけてくれないものは、ほんとうの意味では絵本とはいえないので、こうして見ていくと、体裁は絵本でも、「1」絵本とは呼べないものが少なくないことがわかってきます。(中略)
また絵だけを丹念に見ていると、絵のもつ雰囲気も調子も、文と合わせ見るときより、よくわかる気がします。そして、それをつかんだあとで文を読むと、絵と文の関係がしっくりいっているかどうかが、はっきりわかります。登場人物の服装とか、背景とかの具体的な事実が、文と絵で違っていることがいけないのはもちろんですが、絵全体の調子やムードが、物語のそれと合わないのは、絵本としては、「2」大きな欠点です。
(松岡享子・東京子ども図書館『えほんのせかいこどものせかい』による)
しっくりいく:よく合う

4. 筆者によると、字を読まないで絵だけで絵本を見るとどうなるか。
字を読むより感動できる。
字を読むより物語がよくわかる。
絵を見て自由に物語を作ろうとする。
絵の中から意味を見つけようとする。

5. 「1」絵本とは呼べないものとはどのようなものか。
絵だけでは何も伝わってこないもの
絵がないと、文の意味がわからないもの
絵と文の意味が合っていないもの
絵と文を一緒に見ても、面白くないもの

6. 「2」大きな欠点とは何か。
絵の雰囲気や調子がつかみにくいこと
絵の具体的な部分が、絵全体と合っていないこと
絵と物語の、雰囲気や調子が異なること
物語としてあまり感動を与えられないこと


Answer Key:

Question 1: 2
Question 2: 4
Question 3: 3
Question 4: 4
Question 5: 1
Question 6: 3
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https://japanesetest4you.com/jlpt-n2-reading-exercise-35/

問題1

(1)子供の授業参観に行って驚いたことがあります。先生が、ある問題について「どう思いますか」と質問すると、生徒たちが手をあげ、指された生徒が答えた。次に、「ほかの人は」と先生がきくと、またみんなが手をあげ、別のだれかを先生が指します。すると、その生徒がさっきの生徒と同じことを答えたのです。そうやって次々に何人もの生徒がみんな同じ答えをしました。これには私、びっくりしました。同じ答えならいわなくてもいいのにと思うのですが、先生は(2)それを期待しておられるようでした。むしろ、別の答えが出てくると困ってしまうのかもしれません。
しかし、無理しても別な答えを出すこと、あるいは人と同じことはいわないことが、大事だと私は思います。クラスが40人いたら40通りの答えがあるべきです。先生には、「(___3___)」と聞いてほしかった。そして、もし出てきた別の答えが間違っていても、それはおもしろいね、とまずほめて、しかし、ここの部分は考え直してみたらどうでしょうとか、ここに無理があるかもしれないと、言っていただけたらと思いましたね。
(山本毅雄「21世紀の本の読み方による)

1. (1)「子供の授業参観に行って驚いたこと」とあるが、筆者は何に驚いたのか。
最初に指された生徒の答えが正しかったこと
先生の質問に生徒が次々に同じ答えを言ったこと
先生の質問に生徒が手をあげて1人ずつ答えたこと
最初に答えた生徒と違う答えをする生徒に先生が困ったこと

2. (2)「それ」は何を指すか。
生徒がみんな同じ答えを言うこと
生徒がみんな違う答えを言うこと
他の生徒と同じ答えの時は手をあげないこと
他の生徒と違う答えの時は手をあげないこと

3. (___3___)に入る最も適当なものはどれか。
別の答えはありませんか
だれの答えが正しいですか
同じ答えの人はいませんか
まだ答えていない人はいませんか

4. 筆者は学校の先生にとうしてほしいと思っているか。
生徒が間違った答えを出したらすぐ直してほしい。
生徒に人と違う答えを出ナことをすすめてほしい。
生徒の答えが他の生徒と同じご答えでもほめてほしい。
生徒に正しい答えだと思った時だけ答えるように言ってほしい。

問題2


仕事で成果を出すにはノートの活用がお勧めです。ノートにはスケジュール管理や収集した情報の記録だけでなく、日々の仕事に関する気づきや考えをいつでもどこでも書くことが可能だからです。毎日仕事で忙しいときちんと記録することが面倒になりがちですが、メモのように書くことなら気楽にできます。また、ノートに書いておけば、自分の考えを後から見直すこともできます。
では、どのように書いたらいいのでしょうか。テーマ別に分類したり、整理して書こうとすると負担となり続けられないので、日付の順で構いません。仕事に関することは何でも一冊のノートに書き込んでいくのがいいでしょう。

ノートとは新しい情報を記録するためのものだ。必死にノートに書いて覚えたという学生時代の記憶からか、そんな思い込みがあるかもしれない。
しかしノートの利用法はそれだけではない。ノートをうまく利用すれば、自身の考えを改めて検討することができる。仕事では、新しいアイデアを提示したり、困難な課題を解決したりする能力が求められる。そのような力を養うために、ノートには情報を記録するだけでなく、自身の気づきや考えを書いて整理するという方法が有効だ。情報のメモと考えはノートを別にするのがよいだろう。そうすることで集めた情報の中におぼれず、どう考えるかを自身に問いかける姿勢が身についていく。

5. ノートに書く利点について、AとBの考え方で共通していることは何か。
自分の考えを後から振り返ることができること
時間や場所を問わず気軽に書けること
新しいアイデアを見つけ出せること
情報をうまく整理できること

6. ノートの書き方について、AとBはどのように述べているか。
AもBも、気づいたことをどんどん書いていくといいと述べている。
AもBも、情報と自身の考えを整理しながら書くといいと述べている。
Aはテーマ別に一冊のノートに書くといいと述べ、Bは情報を何冊かのノートに分けて書くといいと述べている。
Aは何でも一冊のノートに書くといいと述べ、Bは情報と自身の考えはノートを分けて書くといいと述べている。

Answer Key:

Question 1: 2
Question 2: 1
Question 3: 1
Question 4: 2
Question 5: 1
Question 6: 4
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https://japanesetest4you.com/jlpt-n2-reading-exercise-36/

問題1

ふるさとや家族について、はじめて意識的に考えたのは18歳のときだった。つまり、家族と離れて、東京で一人暮らしをはじめたときである。
かなり重症のホームシックで、休みになるとすぐに帰省した。で、帰って何をするかというと、特別なことは何もない。
ふるさとは、帰ってみると、実になんでもないところである。そして、そのなんでもなさが、ふるさとの魅力なのだ、と思う。
あたりまえのことの大切さやありがたさに気づくためには、すこし離れて見るのがいい。ふるさとを離れると、ふるさとのよさが見えてくる。
(俵万智「101個目のレモン」による)

1. 本文の要約として最も適当なものはどれか。
ふるさとから離れていると、都会にあるものがふるさとにはない二とに気づくことがある。
ふるさとは都会から遠く離れていて、何もないように見えるが、よく探してみると、都会と同じような魅力がある。
ふるさとのように、あるのが当然だと思っているものの価値は、そこから少し距離を置くことでわかるようになる。
ふるさとで家族と葬らしていると、そのありがたさが意識できるので、なんでもない日常の生活の大切さがわかるようになる。

問題2

件名:商品についての問い合わせ
日時:2016年4月11日 9:30
PWQ文具 インターネットショップご担当者様
貴店で蛍光ペン3色セット(TR-3)を、100個購入したいと思っております。
商品ページには、東京への配送は店に商品があれば3日、取り寄せなら10日程度かかると書かれています。4月20日までに東京の本社に届けていただきたいのですが、今から注文しても間に合うでしょうか。追加送料がかかっても構いません。間に合わないようでしたら、他の商品に変更するか検討いたします。
ご返信いただきたくよろしくお願いいたします。
SKZ株式会社 総務部
市川友恵

2. このメールで問い合わせていることは何か。
蛍光ペン3色セットを100個購入することができるか。
蛍光ペン3色セット100個を4月20日までに東京に届けられるか。
蛍光ペン3色セット100個を4月20日までに東京に届ける場合、送料はいくらか。
蛍光ペン3色セット以外に、4月20日までに東京に届けられる商品はあるか。

問題3

初対面の人を目の前にした時は、どんな人でも緊張感を持って接するでしょう。相手が不快にならない言葉を丁寧に選んでいるはずです。ところが、2回、3回と顔を合わせるうち、次第に慣れが生じます。その時が、人づきあいがスムーズになるかどうかの分岐点ではないかと思うのです。親しくなりつつあるからこそ距離をおき、もう一度相手をよく見つめてみること、そして、相手の個性を理解した上での接し方を工夫していくことが大切なのではないでしょうか。
(斎藤茂太「究極の誌葉は「ありがとう」「PHP」平成14年1月1号こよる)

3. 筆者は人づきあいにおいて、どんな時に注意することが必要だと言っているか。
初対面の時
緊張した時
慣れてきた時
距離をおいた時

問題4

以下は、企業の経営について書かれた文章である。
いろんな規則や罰則を作って、社員をがんじがらめにしてひたすら働かせるというタイプの経営者も、まあ今時は少ないとは思うが、まだいることはいる。「1」そういうやり方が間違っていると思うのは、たとえそれで社員の労働力を物理的に100パーセント引き出すことができたとしても、そのかわり精神面での労働力を捨てることになるからだ。
精神面での労働力というのは、たとえば創意工夫する能力だ。強制的に仕事をさせるやり方では、人の創意工夫の能力を引き出すことはできないのだ。人間の心は、自由なときにその本来の能力を発揮する。楽しんで、興味を持って何かをしているとき、人はいろんなアイデアを思いつく。(中略)
そして、どんな仕事であろうとも、人間のする仕事には、この創意工夫の才能が重要な役割を果たす。一日中、ひたすらネジを締める仕事であっても、だ。どうすれば不良品を減らせるか、どうすれば作業効率を上げられるか。たとえばQC活動(Quality Control:品質管理のこと)を通して、作業する人が自分たちで「2」そういうことを積極的に考えるようになるシステムを創り上げたからこそ、日本の製造業は世界一になれたのだ。
そしてそういう能力を引き出すためには、従業員にとって、そこで働くことが本当の意味で自分のためになるという環境を作ることが欠かせない。
本人の幸せと会社の業績が一致すれば、愛社精神なんてものは自然に育つ。強制なんかしなくても、従業員はプライドを持って心から会社のために働こうと思う。
(高田神助『ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛するー絶対に失敗しないビジネス経営哲学』による)
がんじがらめにする:ここでは、縛る

4. 「1」そういうやり方が間違っていると思うのはなぜか。
社員からアイデアが生まれなくなるから
社員のアイデアが採用されなくなるから
社員の物理的な労働力が無駄になるから
社員が会社を辞めたいと思うようになるから

5. 「2」そういうこととは何か。
仕事の楽しみ方
よりよい仕事の仕方
単純な作業を減らす方法
世界一の会社になる方法

6. 筆者によると、経営者が社員の能力を引き出すために必要なことは何か。
社員に自分の能力を高める方法を教えること
社員に仕事に対してプライドを持つ大切さを教えること
社員が集中して仕事に取り組める環境を作ること
社員自身が働き続けたいと思える環境にすること


Answer Key:

Question 1: 3
Question 2: 2
Question 3: 3
Question 4: 1
Question 5: 2
Question 6: 4
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https://japanesetest4you.com/jlpt-n2-reading-exercise-37/

子どもを持ったことのある人なら、三歳の子どもが電話に興味を持つことをご存じだと思う。会話がとてもおもしろい時期である。話しかければ返事をしてくれる電話に夢中にならないはずがない。言葉の発達と共に、うちの電話機は子どものおもちゃとなっていった。
初めのうちは、ジジババからの電話の途中で少し話をして喜んでいるだけであったが、そのうち掛かってくる電話にも(1)出たがるようになった。(中略)
次に彼は、番号を押して自分で電話を掛けることに興味を覚えたようである。ジジババの家と、うちの子と話をするのを楽しみにしてくれる叔母にかぎって掛けさせることにして、この二軒の電話番号を#01と#02の短縮番号にしてあげた。
彼はほとんど毎日(2)どちらかに電話をした。
「ぼくのなまえはあおきいくまです」「四さいになったらおおさわようちえんにいくん
だよ」とか、「今日ねおにくとおやさいいっぱいたべたの。あとね、えーとね……」などなど、彼のおしゃべりにつき合っている叔母もたいへんだなと横で聞いていて思いつつ、(3)好きにさせておいた。
「またおでんわしてねっていってた」「ごはんをいっぱいたべてねっていってたよ」「おばさんはひとりですんでいてさびしいんだって。ぼくとおはなしするのがたのしみだって。ぼくにあいたいって」
久しぶりに叔母に会う機会があった。
「いつも子どもが長々と電話してすみません」
「あーらやだ。何言ってんのよ、ちっとも電話してくんないじゃない。(4)子どもは元気?」
彼は毎日この叔母と電話で話をしていたのではなかったか。その夜、#02に電話してみた。見知らぬ人が電話を取った。「あなたがお父様ですか。いつもお坊ちゃまからかわいいお電話をいただいております。いつかご挨拶をと思っておりましたが、遅くなって申しわけございません。私は、××と申すものです。いつもこの時間になるとお電話がこないかと心待ちにしております。最近はそれはもう毎日のようにお電話をくださいますので一日電話がこないと風邪でもひいたのではないか、もしや(5)事故にでもあったんじゃないかとかやきもきしてしまうのですよ。
今まで眠れない日がおおございましたのに、電話の向こうで「バイバイ」って言ってくれた日はぐっすりと眠れるようになりました。
主人をおととしガンで亡くしがっくりきていたところに、頼みだった息子夫婦も半年前に交通事故で亡くなりましてね、(6)孫も一緒だったんです。生きていればもうじき四歳になるはずでした。幼稚園もきまっていましたのにねえ。そんな時にお宅のお坊ちゃまからお電話をいただきまして、初めは死んだはずの孫からかと思いました。一回だけの(7)幸運的な間違い電話のつもりでいたら何度もくるようになりまして、最初は、たどたどしかったのに今ではもう立派にお話もできるようになって……。もしご迷惑でありませんでしたら、時々はお坊ちゃまのお声をお聞かせ願えませんでしょうか」
こんな話を聞いてしまったらいやとは言えないだろう。叔母の家の電話番号を短縮番号に入力する時のミスだったようだ。新たに本当の叔母の番号を#03にいれた。そして彼は今でも#02に電話をしているようである。
(青木晴彦 「電話」『第11回NTTふれあいトーク大賞100選』による)
短縮番号にする:簡単にかけられるように電話番号を短い数字にして電話機にセットする

1. (1)「出たがるようになった」とあるが、何をしたがるようになったのか。
電話での大人の会話に自分も参加すること
電話番号を押して、自分から電話をかけること
大人が電話で話している間、外に遊びに行くこと
相手とつながっていない電話をおもちゃにして遊ぶこと

2. (2)「どちらかに電話をした」とあるが、筆者(親)は子どもがだれと話していると思っていたか。
おばさんが見知らぬ人
おじいさんかおばあさん
おじいさんかおばあさんかおばさん
おじいさんかおばあさんか見知らぬ人

3. (3)「好きにさせておいた」とあるが、だれがだれに何をさせておいたのか。
母が子どもを友達と遊ばせておいた。
叔母が子どもに電話で話させておいた。
親が子どもに電話をかけさせておいた。
ジジババが子どもを自由にさせておいた。

4. (4)「子どもは元気?」とあるが、なぜこのように言ったのか。
子どもから全然電話がかかってこないから
親とはよく会うが子どもとは全然会わないから
子どもからときどきしか電話がかかってこないから
親とはよく会うが子どもとはときどきしか会わないから

5. (5)「事故にでもあったんじゃないか」とあるが、この人は、だれが事故にあったと考えたのか。
この人の孫
この人の息子夫婦
電話をかける子どもの親
電話をかけてくる子ども

6. (6)「孫も一緒だった」とあるが、どういう意味か。
主人と同じ病気で亡くなった。
ともだちと同じ幼稚園に入った。
おばあさんと一緒に電話で話した。
息子夫婦と一緒に交通事故にあった。

7. (7)「幸運的な間違い電話」とあるが、なぜ「幸運的」なのか。
めったにかかったこないから
孫のような子どもの声が聞けたから
ちょうど待っていた電話だったから
自分から電話をかけなくてもいいから

Answer Key:

Question 1: 1
Question 2: 3
Question 3: 3
Question 4: 1
Question 5: 4
Question 6: 4
Question 7: 2
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https://japanesetest4you.com/jlpt-n2-reading-exercise-38/

問題1

お母さんは赤ん坊に、生まれた日からしゃべりかける。もちろん、赤ん坊は何も理解しているはずはない。しばらくして、目の焦点が合わせられるようになると、赤ん坊がそれを真似るといわれている。
「1」この能力はそう簡単なものとは思えない。赤ん坊は目でお母さんの顔を見て、それを自分の顔の形を変える筋肉の活動に訳さなければならない。大人なら鏡を見て自分の顔がどう変わるかわかるが、生まれて数ヶ月の赤ん坊にそんなことはできない。
「2」クールの最近の研究によると、赤ん坊はお母さんの口の形」を見ただけで、それがどの声に対応するかを知っている。クールは次のような実験で、これを証明した。
まず、スピーカーから「ア」という音を出す。そして、二つのテレビの画面のうち、一つにはお母さんが「ア」というときの顔を見せ、もう一つの画面には「イ」の声を出している顔を映す。そして、隠しカメラで赤ん坊の目や頭が、どちらを向いているか記録してみると、赤ん坊は「ア」といっている顔の方に目や頭を向けることがわかる。
人間の社会では声と顔の表情が大切な信号だから、赤ん坊が声と顔の関係を早く習う能力を持って、生まれてくるのであろう。「___3___」、口の形と声との関連性は、赤ん坊の頃から頭に焼き付けられる。
とがらす:鋭く細くする
クール:研究者の名前
どの声に対応するか:どの声を表すか
頭に焼き付ける:しっかりと記憶する

1. 「1」この能力はそう簡単なものとは思えないとあるが、それはなぜか。
母親のしゃべりかけるときの表情の意味を理解するのは難しいから
母親をみて自分がどちらを向くかすぐにきめなければならないから
母親を見て自分の顔の筋肉を同じように動かす必要があるから
母親のしゃべりかける内容の意味を理解するのは難しいから

2. 「2」クールの最近の研究の結果から考えると、母親の「イ」という声を赤ん坊に聞かせた場合、赤ん坊はどうすると思われるか。
「イ」というときの母親の顔の画面を見る。
「あ」というときの母親の顔の画面を見る。
本物の母親がどこにいるか、さがす。
母親の声のした方をふりかえる。

3. 「___3___」に入る最も適当な言葉はどれか。
しかし
しかも
といっても
このように

4. この文章の内容と合っているものはどれか。
人間は生まれてすぐ、母親の顔の真似ができる。
大人になると、顔と声を分けて理解するようになる。
赤ん坊は母親の「イ」の顔より「ア」の顔の方が好む。
人間は生まれてから早い時期に顔と声の関係を学習する。

問題2

今の子どもたちは、先生に問題を出され、先生から答えを教えてもらうことに慣れてしまい、答えばかりか疑問さえも見つけることをしなくなってしまったのではないか。知っていることが重要だと勘違いし、問題と答えを覚え、知識を得たことで満足してしまっている。それでは疑問を解く過程で味わう楽しみや、何日もかかって答えにたどり着いた時の喜びを味わうことができない。なんだか、かわいそうな気がする。
(小菅正夫『文藝春秋』2006年11月臨時増刊号による)

5. 今の子どもたちについて、筆者はどのように考えているか。
知識を得るための努力をしない。
知識が豊富なので疑問を感じにくい。
疑問を解く楽しみや喜びを知らない。
疑問があっても答えが見つけられない。

問題3

「ルール」はなぜあるのでしょうか?
スポーツを理解するために最初に確認しておきますが、「スポーツは人間が楽しむためのもの」です。これが出発点です。決して「世の中に無ければならないモノ」でもなければ、生きるためにどうしても「必要なモノ」でもありませんが、楽しむためのモノであり、その「スポーツで楽しむ」
ために「ルール」があるのです。
そして、ルールのもとで勝敗を競いますが、このことが楽しくないのであれば、スポーツをする価値はありません。
(高峰修『スポーツ教養入門』による)

6. 筆者の考えに合うのはどれか。
ルールのないスポーツにも価値がある。
ルールはスポーツで楽しむためのものだ。
スポーツはルールを理解してから始めるべきだ。
スポーツを通して、ルールの重要さが理解できる。

Answer Key:

Question 1: 3
Question 2: 1
Question 3: 4
Question 4: 4
Question 5: 3
Question 6: 2

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https://japanesetest4you.com/jlpt-n2-reading-exercise-39/

問題1

以前、高校の教え子たちと話していて「1」ふと気づいたことがある。疑問に感じることの幅の広さ、疑問の大きさの違いだ。「どうして?」「なぜ?」という問いは、人間にとって、だれもが持ち合わせるごく当たり前の心のはたらきだと思ってい
た。しかし実際には、その広がり、対象範囲が人によってまったく異なるのだ。
(中略)
疑問とは、「興味の現れ」にほかならない。なにごとにも無関心な生徒は、会話もじつに淡白である。他者とのコミュニケーションにも興味がない。興味がないから、疑問も起きてこない。
私はというと、物心ついたときから好奇心旺盛な子どもであった。「このおもちゃの内部はどうなっているんだろう?」そう思ってばらばらに分解しては、元に戻せなくて泣いていたものである。
自分を取り巻く社会で起きるあらゆること、たとえば学校の授業で先生が教えたり、指導する内容にだって「なんで?」と思っていいのだ。会社の上司の指示にも「なんで?」と思っていい。親の躾にも「なんで?」と思っていい。問題は、「なんで?」だけで思考が終わってしまうことだ。「2」それではダメだ。というのは、「なんで?」だけで終わってしまうと、その後に「反抗」「反感」の感情が心に渦巻いてしまうだけだからである。「なんで?」に始まり、そこから「どうしてそうなるの?」「本当にそうなの?」と、自分なりに考えを極めていく作業が大切であり、そこに成長の鍵がある。
(山本博『持続力』による)
物心ついたとき:世の中のことが何となく分かってきたとき
感情が心に渦巻く:ここでは、感情で心が乱れる
考えを極める:ここでは、徹底的に考える

1. 「1」ふと気づいたこととは、どんなことか。
どんなことにも疑問を持たない高校生が増えている
高校生の疑問の範囲が狭くなっている。
疑問の対象は世代によって異なる
疑問の範囲は人によって異なる

2. 「2」それではダメだとあるが、なぜか。
反発する気持ちを表現しなくなるから
反発する気持ちが生まれるだけだから
疑問が大きくなってしまうだけだから
疑問を持たなくなってしまうから

3. この文章で筆者が最も言いたいことは何か。
疑問に感じたことを深く考えることが成長につながる。
あらゆることに疑問を持つことが考えを広げる。
疑問を探し続けることが成長の鍵である。
疑問を持つことは「興味の現れ」である。

問題2

幸福は人生の目標である。それだけに一体どういうものが「幸福」なのか知るのは、それを追求する前提として深刻な課題であると思う。あるとき、若い人が、私に向かって「幸福というのはあるのか」と深刻そうな顔をして聞いたことがある。
彼は人間の欲望というのは無限に続くものであるから、幸福感まではなかなか到達しないのではないかというのだ。なるほどそういえるかもしれない。人間が進歩する動物であるならばなおさらのことだ。
でも、私は幸福は存在すると思っている。趣味に例をとっても、ある人は野球することをあげ、他の人達は読書や映画、音楽とそれぞれに主張する。登山や魚釣りという人もいるだろう。このように趣味は人によってさまざまだが、同様に幸福についても人によっては考え方がまちまちだと思う。
「幸福とはどのようなもの?」と聞かれたら「裕福になること」と答える人もいるのだろう。また、「社会的な地位に到達する」のを幸福だと考えているかもしれない。逆にそのような裕福とか社会的地位を否定して、「心の豊かな人」になることが幸福だと思っている人もいると思う。思考や感情、さらには生活様式さえ異なる人間のことだ。幸福についての考え方に、差があってもいいのではないか。ただ同じく裕福を主張しても、多くの人の幸福を願って慈善事業に協力する人もいれば、一方には「がめつい奴」の看板を背負って生きてるような人もいる。他人になんといわれようと、その人はそれで結構幸福なのだ。人間は自分のために生きるのだから、他人に迷惑さえかけなければこれでもいいのである。
しかし、私はスタートの段階ではそれでもいいが、いつまでもそのままの考えから進歩しないのでは困ると思う。私自身としては、別な生き方をとる。
幸福というものについて、これだといい切れる考えはまだ私も持っていないが、私は「会社での仕事も楽しく、家庭での生活も楽しい、つまり一日二十四時間を楽しく過ごすこと」が幸福だと思っている。言葉はすこぶる平凡だが、この内容は非凡だと自負している。それと、自分の幸福な状態が「他人の目にも楽しく、心も楽しませる」ものでありたいとも私は思う。
(本田宗一郎『得手に帆あげて』による)
なおさらのことだ:ここでは、ますますそうだといえる
まちまちだ:それぞれ違っている
「がめつい奴」の看板を背負って生きてるような人:けちで欲張りな人
すこぶる:非常に

4. 若い人が「幸福というのはあるのか」と聞いたのはなぜか。
今まで何をしても幸福感に到達することができなかったから
幸福についての考えにはいろいろあり、何が幸福かわからなくなったから
人間の欲はなくならないので、いつまでも幸福感が得られないと考えたから
人間の欲はそれぞれ異なるので、幸福についての考え方も異なると考えたから

5. 筆者はスタートの段階ではどうすればいいと述べているか。
自分が幸福だと思えることをすればいい。
他人と同じ程度の幸福を目指せばいい。
社会的に評価されることをすればいい。
「心の豊かな人」になることを目指せばいい。

6. 筆者の目指している幸福とはどのようなものか。
会社や家庭よりも、社会全体を優先する。
一日二十四時間を、自分や家族のために大切に使う。
常に楽しい生活を送り、その生き方を周りの人に認めてもらう。
会社でも家庭でも楽しく過ごし、その姿が周りの人も楽しませる。

Answer Key:

Question 1: 4
Question 2: 2
Question 3: 1
Question 4: 3
Question 5: 1
Question 6: 4

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https://japanesetest4you.com/jlpt-n2-reading-exercise-40/

問題1

建物や部屋、家具などには直線が多く使われています。作りやすくむだが少ないことが、その理由です。しかし、直線には冷たい感じをあたえるという欠点もあります。
一方、曲線は、暖かい感じややわらかい感じをあたえるので、最近では、技術の進歩もあって、曲線を用いることも多くなってきました。
家でも、大きなまるいテーブルをひとつおくと、すわることのできる人の数もあまり制限をうけず、心理的にもやさしい感しをあたえます。
(家田重晴「すぐに役だつ保健シリーズ9健廉をささえる環境による)

1. 最近の建物や家具の作り方の傾向として、この文章の内容と合うているものはどれか。
作りやすさを考えて直線を使うことが多くなった。
暖かい感じがする大きいものを作るようになった。
やさしい感じをあたえる曲線を使うことが多くなった。
技術の進歩により直線と曲腺を混ぜて作るようになった。

問題2

子どもたちの何かが変わってきた。いまの子どもたちが一番変わったところは、自分を語れなくなったこと。少し前の子どもたちは、「どうして悪いことをしてしまったの?」と間いかけると、「どうしてそうなっちゃったんだろう」と、それなりに一生懸命考えて答えを出してよこしたものだが、いま、そう問いかけても答えられなくなくている。おしゃベリはよくするのに、自分の心を言葉にするのは苦手で、自分を理解してもらおうという努力がないのである。これは、自分を語るという場が少なく、経験もないからに違いない。
(野代仁子『非行を叱る~カウンセラーのノートから』による)

2. 少し前の子どもと比べて、いまの子どもが変わったところはどんな点か。
自分の気持ちを口に出すことができなくなったこと
自分の心を言葉で言い表すことがじょうずになったこと
自分を語る機会が増えて、おしゃべりをよくするようになったこと
悪いことをした理由を聞かれた時、よく考えないと答えられなくなったこと

問題3

以下は、ある会社の社内文書である。
平成28年1月12日
社員各位
総務課長
暖房使用についてのお願い
本格的な冬を迎え、暖房の使用が増加しており、12月の電気代は前月に比べて約30%増となりました。節電のため、室内温度は22度以下に設定するとともに、使用していない場所の暖房を切ること、退社時の切り忘れをなくすことなどを徹底してください。
また、服装で調整するなど各自で工夫し、暖房に頼りすぎないようご協力をお願いいたします。

3. この文書を書いた、一番の目的は何か。
暖房の使用を減らす工夫について意見を求める。
暖房を使用せず、服装で調整することを求める。
暖房を無駄に使用しないことを求める。
暖房の温度を変更しないことを求める。

問題4

小説家になりたい人には「好きな作家のものを全部読む」という読書法をすすめる。好きな、というのは、自分に合っている気がして読みやすく、しかも楽しいというものだ。いろんな作家をちょっとずつ読む、というのでは、あまり身につくものがない。ベストセラーになっている話題作をせっせと追いかける、というのは「1」もっとよくない。
ベストセラーになる小説は、とりあえず何かいいところがあって売れているのだから、読めば参考になるではないかと言うかもしれないが、それを読んで参考にしている人がたくさんいる、ということなのだ。みんなが狙っている方向で、自分もやってみるというのでは、目立つこともないわけである。
(中略)
ひとりの作家(あなたにとって、不思議に肌合いがよくて楽しめる小説を書く人)の全小説を読んでみるのは、知らず知らずのうちに、その作家の「小説作法」を感じ取ることである。この人は小説を、このように構成するのだ、そこが心地いいのだ、とわかることである。この人は人間心理を、このように描写する、この人の社会観はこうである、なんてこともわかる。
「2」それがわかれば、似たようなものを書くところまであと一歩、なのである。特別にマネして書こうと思っていなかったとしても、書くものは自然と、その作家の作風と似たものになり、初心者が書いたにしては完成度が高いものになるだろう。
こう反論する人がいるかもしれない。小説を書いて世に発表したいという願望は、自分というものを世間に知らしめたいということであって、つまりは自己表現欲から出てくるものだ。それなのに、他人の作品をマネているのでは、自分の表現にはならないのではないか。
自己表現欲のことは、確かにその通りである。しかし、慌てないで順に段取りを踏んでいこうではないか。いきなり自分らしさを出したいと考えるのではなく、まずは世間が振り向いてくれるレベルのものが書けるよう、上達する必要があるのだ。
私の書くものには価値があるのだから、世間は注目しなければならない、と思い込んでしまう人が案外いるのだが、それではなかなか読んでもらえない。
だから、まずはうまく書けるようにならなければいけない。
そのための訓練として、ある作家を熟読しているというのは、大変に有効なのである。
(清水義範『小説家になる方法』による)
肌合いがよい:ここでは、自分の感覚に合う
知らしめたい:知らせたい

4. 「1」もっとよくないとあるが、なぜか。
話題作は次々と変わるので、共通の特徴がつかめないから
話題作となる理由はさまざまなので、参考にならないから
話題作を参考にしても、他者と似た作品にしかならないから
話題作ばかり読んでも、作品の本当のよさがわからないから

5. 「2」それとは何か。
自分の好きな多くの作家の小説作法
自分の好きなひとりの作家の小説作法
話題作を書いたいろいろな作家の小説作法
話題作をたくさん書いたひとりの作家の小説作法

6. 筆者によると、小説家になりたい人がまず目指すべきことは何か。
自己表現欲に従って、完成度の高いものを書くこと
自分が書いた作品に自信を持って、世に発表すること
自分らしさが伝えられるようにうまく書くこと
世の中の人に読んでもらえる段階まで上達すること


Answer Key:

Question 1: 3
Question 2: 1
Question 3: 3
Question 4: 3
Question 5: 2
Question 6: 4

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https://japanesetest4you.com/jlpt-n2-reading-exercise-41/
問題1

日本人に、日本語で話せばわかる、通じると思うも、もしかしたら幻想かもしれない。
たとえば、「情けは人のためならず」という諺の意味。つねづね人に情けをかけ、親切にしていれば、自分のためでもあるんだよというのが今までの解釈だった。しかしこの頃は違うのだそうだ。
あんまり情けをかけると、それを当てにして怠け者になってしまう、だから情けはかけるな、ということなのだそうだ。
この解釈があながち間違っているとは言えないのが、時代性というものだ。現代は食べるに困るというような人がいなくなってしまった。どうしても助けなければならないような人がいない。居るとすれば多くはその人自身の問題。怠けて働かなかったり、選り好みをしていて仕事をしていなかったり。そんな人に情けをかけたらたしかに甘えるだけかもしれない。
言葉の意味は時代を反映する。
(沖ななも「言葉の時代性」『出版ダイジェスト』2001年11月20日号による)
情けをかける:相手のためを思って助ける
当てにする:期待する
あながち~ない:かならずしも~ない

1. 「情けは人のためならず」という諺の、現在の解釈に合っているのはどれか。
自分が困っているときは人に甘えた方がいい。人はみんな問題があり、助け合っていきているのだから
困っている人を見たら助けてあげよう。自分が困ったときに誰かが助けてくれるかもしれないから
困っている人を見ても助けない方がいい。その人が他人に頼って怠けるようになると困るから
困っている人を見たら助けてあげよう。その人が後で必ず自分に親切にしてくれるから

2. 「情けは人のためならず」という諺の解釈が変わったのはなぜか。
怠けて働かない人が少なくなったから
昔より人を助ける親切な人がふえたから
日本人でも日本語が通じない人がふえたから
昔のように助けを必要とする人はいなくなったから

3. 筆者の言いたいことはどれか。
言葉の解釈は時代とともにかわるようだ。
言葉の解釈はもともと使う人によって違うものだ。
古い時代のことばの意味が現代に正しく伝えられないのは残念だ。
現代は人々が豊かになって、情けの意味がわからなくなっている。

問題2

私はどちらかと言えば根が楽天的だが、昔は営業の強烈なノルマに苦しんだこともある。そういう日々の中から「1」いつしか身につけたことのひとつが「幸せ感のハードルを低くする」だった。
たとえば、あと一歩のところで契約が結べなかった日、会社に戻ってしょげかえる代わりに「あの社長と一時間も話せるところまできた」と自分の成果を見つけて評価する。そうやって一日を締しめくくれば、明日への活力も湧いてきた。
仕事そのものも、「仕事は趣味や遊びとはちがう。仕事はお金をもらうのだから、楽しくないことがあっても当たり前」と思ってやってきた。「2」そこを基準にすれば、少々のことは当然のこととして受け入れられるし、何かいいことがあったときは「お金をもらいながらこんな気持ちを味わえるなんて」と幸せ感も倍増する。
どうせ人生の一定の時間を仕事に費やすのなら、その時間が楽しいと思えるほうがいいに決まっている。それに楽しいと思ってすることは、何かとスムーズに運び成果もあがるものだ。こうして好循環が生まれてくる。
人は楽しいから笑顔になるのだが、「まず笑顔をつくると、それによって楽しい気持が湧いてくる」という研究結果があるという。これにならえば、充実感を得られる仕事を手にするには、楽しめる仕事を探すのも大事だが、小さなことでも楽しめるようになることも意外にあなどれないポイントだ。
(高城幸司『上司につける薬!-マネジメント入門』による)
強烈ノルマ:厳しい条件で課される仕事
ハードル:ここでは、基準
しょげかえる:ひどくがっかりする
あなどれない:軽視できない

4. 「1」いつしか身につけたことのひとつの例として近いものはどれか。
ピアノの先生には何も言われなかったけれども、自分ではうまくひけなかったので次はもっと頑張りたいと思う。
パーティーの準備をするのが大変だったけれども、みんなが喜んでくれたのでまたぜひ開きたいと思う。
強いチームが相手で試合に勝てなかったけれども、得点を入れることができたのでよかったと考える。
何かを買おうと思っていたわけではないけれども、ちょうど気に入った服が見つかったのでよかったと考える。

5. 「2」そことは何か。
仕事には苦労があるものだということ
仕事をすれば何かいいことがあるということ
仕事ではお金をもらうのが当然だということ
仕事はうまくいかなくて当たり前だということ

6. この文章で筆者の言いたいことは何か。
仕事も精一杯頑張ればそれだけ充実感を得ることができる。
仕事もまず表情を意識することで楽しい気持が湧いてくる。
自分が本当に好きな仕事であれば笑顔で楽しむことができる
小さいことに喜びを持つことで楽しく仕事ができるようになる


Answer Key:

Question 1: 3
Question 2: 4
Question 3: 1
Question 4: 3
Question 5: 1
Question 6: 4