(2023) ÈÇÓ×ÅÍÈÅ ßÇÛÊΠ| ßÇÛÊÈ ÂÎÑÒÎÊÀ | ßÏÎÍÑÊÈÉ V/663 |
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薬師丸ひろ子 - 探偵物語 |
あんなに激しい潮騒が あなたのうしろで黙りこむ 身動きも出来ないの 見つめられて 夢で叫んだように くちびるは動くけれど 言葉は風になる 好きよ…… でもね…… たぶん…… きっと…… 話を外らして歩いても 心はそのまま置き去りね 昨日からはみ出した 私がいる 波の頁をめくる 時の見えない指さき 自信はないけれど 好きよ…… でもね…… たぶん…… きっと…… まだ早い夏の陽が あとずさるわ 透明な水の底 硝子のかけらが光る だから気をつけてね 好きよ…… でもね…… たぶん…… きっと…… 夢で叫んだように くちびるは動くけれど 言葉は風になる 好きよ…… でもね…… たぶん…… きっと…… 離れて見つめないで |
薬師丸ひろ子 - あなたを・もっと・知りたくての |
ベルが鳴る あなたの部屋で 8つまで数えて切った 淋しさはこわくないけど 逢えないと忘れそうなの 『もしもし 私 誰だかわかる?』 小猫をひざに長電話した ささやきに戻りたい もっともっと あなたを もっともっと 知りたい いま何してるの いま何処にいるの そして愛してる人は 誰ですか 離れても 心は君の そばにある そう言ったでしょ 星空に逢いに来てって 頼んでも風の音だけ 『もしもし まだ切らないで』 受話器を耳に眠りこんでた 少女へと戻りたい もっともっと 私を もっともっと 知ってね いま髪を洗い いま本を閉じて そしてあなたの写真に キスをした もっともっと あなたを もっともっと 知りたい いま何してるの いま何処にいるの そして愛してる人は 誰ですか |
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