ELFENSJóN (エルフェンシオン) |
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- 絲 ELFENSJON - Ito side -ASTRAL- (ASH OF ROUGE) (9) |
横顔 凛と眼差しに光が灯る 扉の先 君が求めた『終焉』は叶った? 背を向けて 踏み出す二人想いが邪魔する 離れるたび 胸が疼いた 風を待ち 翼を広げた どこまでも 遠くへと 君とならどこでもいけると信じた また逢える 広がる空 香る花 君が過ぎる 羽ばたいて 見下ろした あの日の足跡 それは不意に僕の 胸に入り込み 満たした 迷い路 深い森で 恋に落ちたのは僕の方 言えない 一度だけ 僕は振り向く 視線がぶつかる 高く澄んだ空が続いて 哀しげな物語の先 語られぬ結末 ほら 全てが色づき 夜にお別れを 零れた星 果てしなく 敷き詰めて 君にあげる 美しい物だけを瞳に映して 哀しい夢は終わり告げ ここから 現実は始まる 胸の奥 揺り起こし なにもかも思うままに いつだってそばへ 飛び疲れたら僕を呼べばいい また 綺麗に笑えるように 風に乗り 翼を広げた どこまでも遠くへと 君とだから行ける 地平の彼方を 見せたくて 繋がる空 香る花 君の隣 羽ばたいて 見下ろした 二人の足跡 高く空を往く 遠ざかる罪と 傷は癒えやがて 痕も忘れてく |