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ELFENSJóN (エルフェンシオン)
ELFENSJóN - 終雪は灰となりて
ELFENSJON - Shuusetsu wa hai to narite
side -ELISIA-
(ASH OF ROUGE) (4)
優しく頬を撫でる細雪舞う頃に
凍てつく指先がひとり 終わりの詩を奏でた


朝日が眩暈誘い 切ないほどきらめいて
星降る夜に見た夢を 現実が奪う

白銀の月夜が悪夢のように
あなたは もういない
縋る先を求め 幾千の夜が過ぎ

舞い散る 雪の花
儚く 揺らめき奏でる
終わりを探すから
あなたと眠る夢を見させてよ

約束は果たされず ただ時がいたずらに
消えてゆく想い出と その欠片が胸を刺す


誰そ彼 勿忘草瞬くたび 舞う花 哀しい物語
あなたの瞳の色の雪

残酷な運命は終わりを待ち
拭う術すらなくて
この灯り手放し また巡り合えるから

舞い散る 雪の花
ゆらめく 二つの灯火
繋げば また途切れ
交わることない 絲を手繰れど

今もまだ変わらずに あの丘で待ち続け
幸せな想い出の その欠片が消えるまで

かわるがわる季節が過ぎてやがて色は褪せてく
まるで灰降るように 白く染まる世界

舞い散る 雪の花
儚く 揺らめき奏でる
終わりを 告げる声
流れた涙は 赤く輝く

もう あなたさえ思い出せないほど
永久に還る場所など無いから

約束は果たせずに ただ時を漂う
消えかけた想い出の その欠片を頼りに

追憶の 中に閉じ込めたまま眠る
見守る花だけが見てた 哀しい物語を