三田寛子 - 夏の雫(しずく) Mita Hiroko - Natsu no shizuku |
どうしたらいいの 海になれない 私は雫(しずく) どうしたらいいの 海に行けない 私は雫(しずく) 去年の水着 胸がきついの 水玉模様 滲(にじ)んでいるわ 貝に巻かれた ビーナスみたいに 鏡の前で 微笑(ほほえ)んでみるの 攫(さら)われそう 誘われそう 遥かな潮風 刻(きざ)まれそう 奪われそう 激しい口づけ Kumi and Rumi 海の少女とあなたは今頃 Love and love サーフ・ボードで揺られている頃 どしてもダメね ついてゆけない 私は雫(しずく) どしたらいいの 海になれない 私は雫(しずく) こまった人さ 風がからかう 窓にもたれた イブのほつれ毛 今夜はきっと 夢にみそうよ あなたと波に 戯(たわむ)れる姿 狙(ねら)われそう 晒(さら)されそう 真夏の太陽 落とされそう 外されそう 神秘のベールが Yumi and Fumi 海の少女は陽気にはしゃぐわ Kiss and kiss 肌を焼かせて 心を開くわ やっぱりダメね 気おくれしてる 私は雫(しずく) 真珠のように 頬に伝わる 涙の雫(しずく) Love and love…… |