Kanji

智子: すみません、子供のとき以来お墓参りしていないので、どうしたらいいのかわからなくて。教えていただけますか?
和尚: あ、そうですか。まず、お墓をきれいにお掃除してあげてください。それからお花とお線香をあげてあげたらいいでしょう。
智子: はい、わかりました。
和尚: バケツや何かは、あの小屋にある物を使ってください。
智子: どうも、ありがとうございます。
智子: お父さん、お母さん、どうして...
智子: 私、何も親孝行出来なくてごめんね。やっと、一人前になって、これからだと思って帰ってきたのに...お父さんとお母さんが事故にあった事も知らずに...
和尚: あー、智子ちゃんか。覚えてないだろうな。あの頃はまだこんなに小さかったから。むかしよくお父さんとお母さんとお盆のお墓参りに来ていたんだが。こんなに大きくなって。
智子: あの頃の事は何となく覚えています。私がお墓に来るのが怖くて泣いているのを、父が抱きかかえてくれて、母が「智子が来たからおじいちゃんもおばあちゃんも喜んでいるわよ。」って慰めてくれて。
和尚: この度はいろいろ、大変だったね。
でもお父さんとお母さんは毎年ここへ来ては智子ちゃんの事を自慢に話してくれていたよ。
智子: 本当ですか?
和尚: ああ、世界一の娘だって。本当にこんなに立派になって。天国のお父さんもお母さんも心配いらないな。
智子: でも、私これから一人でどうしたらいいのか。
和尚: 智子ちゃん、智子ちゃんのお父さんとお母さんは、天国へ行ってもいつも智子ちゃんと一緒だよ。辛いけど自信を持って生きていきなさい。
智子: ありがとうございます。なんだか気分が楽になりました。私がんばります。天国にいるお父さんとお母さんのためにも。
和尚: おや、あの方もお知り合いですか。
智子: 竜太さん!
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English

Satoko: Excuse me. As I haven't visited a grave since I was a kid, I don't know what to do. Would you tell me what to do?
Monk: Oh I see. First, please clean the grave. After that, you should offer flowers and incense sticks.
Satoko: Yes, I understand.
Monk: Please use the bucket and other things from that shed.
Satoko: Thank you very much.
Satoko: Dad, Mom, why...
Satoko: I'm sorry I couldn't be a good daughter. I've finally grown up, and I thought I could make up for it and come back, but... I didn't even know that you were in an accident...
Monk: Ahhh, Satoko? You probably don't remember, as you were still so small at that time. You used to come to the graveyard with your father and mother for Bon festival. You've grown up.
Satoko: I somehow remember the time. I was afraid of coming to the graveyard and I cried, so my dad held me and my mom comforted me by saying, "Your grandpa and grandma are happy because you came."
Monk: I'm sorry about this unfortunate incident. However, your father and mother came here every year and talked about you so proudly.
Satoko: Really?
Monk: Yes, they said you were the best daughter in the world. You really became so impressive. Your father and mother in heaven don't have to worry about you anymore.
Satoko: But I don't know what to do just by myself.
Monk: Satoko, your father and mother are always with you even though they went to heaven. I know it's hard, but you have to live your life with confidence.
Satoko: Thank you. I feel better now. I'll hang in there. For my dad and mom in heaven.
Monk: Oh, is that person someone you know?
Satoko: Ryuta!

Hiragana

さとこ: すみません、こどものときいらいおはかまいりしていないので、どうしたらいいのかわからなくて。おしえていただけますか?
おしょう: あ、そうですか。まず、おはかをきれいにおそうじしてあげてください。それからおはなとおせんこうをあげてあげたらいいでしょう。
さとこ: はい、わかりました。
おしょう: バケツやなにかは、あのこやにあるものをつかってください。
さとこ: どうも、ありがとうございます。
さとこ: おとうさん、おかあさん、どうして...
さとこ: わたし、なにもおやこうこうできなくてごめんね。やっと、いちにんまえになって、これからだとおもってかえってきたのに...おとうさんとおかあさんがじこにあったこともしらずに...
おしょう: あー、さとこちゃんか。おぼえてないだろうな。あのころはまだこんなにちいさかったから。むかしよくおとうさんとおかあさんとおぼんのおはかまいりにきていたんだが。こんなにおおきくなって。
さとこ: あのころのことはなんとなくおぼえています。わたしがおはかにくるのがこわくてないているのを、ちちがだきかかえてくれて、ははが「さとこがきたからおじいちゃんもおばあちゃんもよろこんでいるわよ。」ってなぐさめてくれて。
おしょう: このたびはいろいろ、たいへんだったね。でもおとうさんとおかあさんはまいとしここへきてはさとこちゃんのことをじまんにはなしてくれていたよ。
さとこ: ほんとうですか?
おしょう: ああ、せかいいちのむすめだって。ほんとうにこんなにりっぱになって。てんごくのおとうさんもおかあさんもしんぱいいらないな。
さとこ: でも、わたしこれからひとりでどうしたらいいのか。
おしょう: さとこちゃん、さとこちゃんのおとうさんとおかあさんは、てんごくへいってもいつもさとこちゃんといっしょだよ。つらいけどじしんをもって生きていきなさい。
さとこ: ありがとうございます。なんだかきぶんがらくになりました。わたしがんばります。てんごくにいるおとうさんとおかあさんのためにも。
おしょう: おや、あのかたもおしりあいですか。
さとこ: りゅうたさん!