Kanji

智子: はい、ここでいいです。
運転手: 二千六百円でございます。どうも有り難うございました。
智子: 懐かしい〜。子供の頃あの木に登ったり、その庭でバーベキューをやったり、でも、待って。何でこんなに家がぼろぼろになっているの。昔と随分違う。 只今!お母さん、お父さん、皆出かけてるの?
鈴木: こんにちは。
智子: ああ、どうも。こんにちは。
鈴木: 隣の鈴木と申します。誰かをお探しですか。
智子: はい、ここに住んでいる高橋ですが。
鈴木: ああ、智子ちゃん。お帰りなさい。
智子: えっ、何でわかるんですか。
鈴木: 当然ですよ。あなたがここにいた頃は、毎日顔合わせていましたよ。残念ですが、今は誰もこの家に住んでいませんよ。
智子: どういうこと?何があったの?教えてください!
鈴木: 長い話になります。お茶を飲みながら、ゆっくり話してあげます。私の家に行きましょう.
鈴木: 只今。
智子: ご無沙汰しています。
鈴木「妻」: あら、智子ちゃん?お久しぶりです。元気にしてた?
智子: はい御陰様で。
鈴木「妻」: 大人の女性になったわね。国際弁護士の仕事はどう?
智子: ええ、何でそんなことをご存知なんですか。
鈴木「妻」: 智子ちゃんはこの町の誇りよ。智子ちゃんがやっていることは皆知ってる。
智子: 本当ですか。
鈴木「妻」: 本当よ。
智子: 有り難うございます。だけど、鈴木さん、お願いします。私の家族はどこへ?
鈴木: 私はお茶を持ってきます。
鈴木「妻」: 智子ちゃん
智子: ええ、何で泣いているんですか。
鈴木「妻」: 悲しい知らせがあるのよ。連絡しようとしたんだけど。連絡が取れなくて。
智子: 家族は?

English

Satoko: Okay. Here is fine.
Driver: That will be 2,600 yen. Thank you very much.
Satoko: It's nostalgic. When I was a kid, I used to climb up that tree and barbeque in that garden. But, wait... why is the house so beat up like this? It's completely different from a long time ago. I'm home! Mom? Dad? Has everyone gone out?
Suzuki: Good afternoon.
Satoko: Oh, hello. Good afternoon.
Suzuki: I'm Suzuki from next door. Are you looking for someone?
Satoko: Yes. I'm looking for the Takahashi's that live here.
Suzuki: Ahh, Satoko, welcome home.
Satoko: Huh, how do you know?
Suzuki: It's natural. Of course I know. We saw eachother's faces every day when you were living here. It's regrettable, but now, nobody lives here.
Satoko: What do you mean? What happened? Please tell me!
Suzuki: It's a long story. Let's take our time. I'll tell you while we drink tea. Let's go to my house.
Mother, I'm home.
Satoko: It's been a long time.
Ms. Suzuki: Ah, Satoko. It's been a long time. Have you been well?
Satoko: Thanks to you.
Ms. Suzuki: And look at the grown woman you've become! How's your job as an international lawyer?
Satoko: Huh, how do you know that?
Ms. Suzuki: Satoko, you're the pride of this town. Everyone knows what you are doing.
Satoko: Really?
Ms. Suzuki: Really.
Satoko: Thank you. But, Ms. Suzuki please, where has my family gone?
Mr. Suzuki: I'll bring some tea.
Ms. Suzuki: Satoko...
Satoko: Why are you crying?
Ms. Suzuki: I have some sad news. I tried to contact you, but...
Satoko: My family??

Hiragana

さとこ: はい、ここでいいです。
うんてんしゅ: 2600えんでございます。どうもありがとうございました。
さとこ: なつかしい〜。子どものころあのきにのぼったり、そのにわでバーベキューをやったり、でもまって。なんでこんなにいえがぼろぼろになっているの。むかしとずいぶんちがう。ただいま!おかあさん、おとうさん、みなでかけてるの?
すずき: こんにちは。
さとこ: ああ、どうも。こんにちは。
すずき: となりのすずきともうします。だれかをおさがしですか。
さとこ: はい、ここにすんでいるたかはしですが。
すずき: ああ、さとこちゃん。おかえりなさい。
さとこ: えっ、なんでわかるんですか。
すずき: とうぜんですよ。あなたがここにいたころは、まいにちかおあわせていましたよ。ざんねんですが、いまはだれもこのいえにすんでいませんよ。
さとこ: どういうこと?なにがあったの?おしえてください!
すずき: ながいはなしになります。おちゃをのみながら、ゆっくりはなしてあげます。わたしのいえにいきましょう。
すずき: ただいま。
さとこ: ごぶさたしています。
すずき「つま」: あら、さとこちゃん?おひさしぶりです。げんきにしてた?
さとこ: はいおかげさまで。
すずき「つま」: おとなのじょせいになったわね。こくさいべんごしのしごとはどう?
さとこ: ええ、なんでそんなことをごぞんじなんですか。
すずき「つま」: さとこちゃんはこのまちのほこりよ。さとこちゃんがやっていることはみなはしってる。
さとこ: ほんとうですか。
すずき「つま」: ほんとうよ。
さとこ: ありがとうございます。だけど、すずきさん、おねがいします。わたしのかぞくはどこへ?
すずき: わたしはおちゃをもってきます。
すずき「つま」: さとこちゃん
さとこ: ええ、なんでないているんですか。
すずき「つま」: かなしいしらせがあるのよ。れんらくしようとしたんだけど。れんらくがとれなくて。
さとこ: かぞくは?