Kanji

智子: 本当に楽しかった。今夜どうする?かなり遅くなった。
竜太: そうですね。じゃ、寝ないでこのまま稚内へ帰る?
智子: でも、車だと竜太はずっと運転してリラックスできないから。電車の方が楽でなにも考えなくていい。
竜太: 僕は全然かまわない。運転することと考えることが好きだし。全然問題ない。慣れてるよ。毎日お客さんを晩くまで送っているから。本当に平気。
智子: あたしはお客さんじゃない。
竜太: もちろん。
智子: ゆっくりしたいの。最近、最後にゆっくりしたのはいつ?
竜太: まあ、
智子: 決まり。ゆっくり行きましょう。
竜太: さとこ、いくらぐずぐずしてもいつかは帰らないといけないよ。
智子: ね、竜太、ちょっと気になってるんだけど、
竜太: 何?
智子: 私はたくさんの優秀な人と出会ったのに、竜太みたいな人ははじめて。タクシーの運転手さんらしくない。
竜太: 今まで何人のタクシー運転手と話したことがある?
智子: ほら、また深い話をする。こんなに鋭くて変わっている人、なにか裏があるみたい。絶対見抜いてみせる。
竜太: 見抜いてみてください。その間どうしよう?
智子: じゃ、帰ろうか。
竜太: 了解!ベルトしてください。行きましょう。

English

Satoko: It was really fun. What are we going to do tonight? It has become quite late.
Ryuta: Indeed. Well, go back like this, without sleeping?
Satoko: But if we go by car, Ryuta has to drive all the way and can't relax. So the train is more confortable, and we don't have to think.
Ryuta: I don't mind at all. I like to drive and to think, so.. No problem at all. I'm used to it. Because I drive customers until late every day. Really, no sweat!
Satoko: I'm not a customer!
Ryuta: Of course not.
Satoko: I want to take it slowly. Recently, when was the last time you took it slow?
Ryuta: Weeeell,
Satoko: It's decided. Let's take our time and go.
Ryuta: Satoko, no matter how much you procrastinate, you have to go home sometime.
Satoko: Hey, Ryuta, this bugs me a bit.
Ryuta: What?
Satoko: Even though I've met many smart people, some one like you is a first. Not typical for a taxi driver.
Ryuta: Up until now, how many taxi drivers have you spoken to?
Satoko: See? Again with the deep talk. Such a sharp and rare person, it would seem you have a hidden side. I'll definitely find out.
Ryuta: Please, try to find out. In the meantime, what will we do?
Satoko: Hmm, let's go home?
Ryuta: Ten four. Fasten your seatbelt. Lets go!

Hiragana

さとこ: ほんとうにたのしかった。こんやどうする?かなりおそくなった。
りゅうた: そうですね。じゃ、ねないでこのままわっかないへかえる?
さとこ: でも、くるまだとりゅうたはずっとうんてんしてリラックスできないから。でんしゃのほうがらくでなにもかんがえなくていい。
りゅうた: ぼくはぜんぜんかまわない。うんてんすることとかんがえることがすきだし。ぜんぜんもんだいない。なれてるよ。まいにちおきゃくさんをおそくまでおくっているから。ほんとうにへいき。
さとこ: あたしはおきゃくさんじゃない。
りゅうた: もちろん。
さとこ: ゆっくりしたいの。さいきん、さいごにゆっくりしたのはいつ?
りゅうた: まあ、
さとこ: きまり。ゆっくりいきましょう。
りゅうた: さとこ、いくらぐずぐずしてもいつかはかえらないといけないよ。
さとこ: ね、りゅうた、ちょっときになってるんだけど、
りゅうた: なに?
さとこ: わたしはたくさんのゆうしゅうなひととであったのに、りゅうたみたいなひとははじめて。タクシーのうんてんしゅさんらしくない。
りゅうた: いままでなんにんのタクシーうんてんしゅとはなしたことがある?
さとこ: ほら、またふかいはなしをする。こんなにするどくてかわっているひと、なにかうらがあるみたい。ぜったいみぬいてみせる。
りゅうた: みぬいてみてください。そのあいだどうしよう?
さとこ: じゃ、かえろうか。
りゅうた: りょうかい!ベルトしてください。いきましょう。