| 戸鍋: | よく来たね。どうぞ。 | |
| 陽子: | 実は、今日、私の友人も一緒なんです。 | |
| 戸鍋: | 彼女もかわいい? | |
| 智子: | とんでもない人ね。 | |
| 戸鍋: | いやぁ、かわいい、かわいい。はじめまして。私は・・・ | |
| 智子: | いや、もうわかってます。陽子から戸鍋先生の話はもうすでに聞いていますから。大したことありませんね。私は高橋智子です。国際弁護士として、現在、ニューヨークとチューリヒで仕事しています。司法試験の最年少合格者です。世界で一番優秀な弁護士でございます。さて、今夜のこのミーティングなんですが、もちろん仕事の話でしょうね。そうじゃないとあなた、免許を失う可能性がありますよ。 | |
| 戸鍋: | あっ、あっ、あっ、あ~。う~。 | |
| 陽子: | 智子すごい!先生、やっぱりそうだったんで すか。 | |
| 戸鍋: | 本当にごめんなさい。昔の僕は違った。全然違ったんです。ある女に昔、ひどく傷つけられまして。それ以来私はちょっと変わりました。許してください。私の本当の姿は違います。 | |
| 智子: | もちろん私達も知っています。戸鍋先生は本当にやさしい人です。そういう訳で、弁護士料をゼロにして・・・ | |
| 陽子: | プラス、今夜ごちそうしていただきます。 | |
| 戸鍋: | そうですね。そうします。 | |
| 智子: | では、ソムリエさん、ロマネコンティを3 本お願いします。 | |
| 戸鍋: | は!? | |
| 陽子: | 先生、ありがとう! | |
| 戸鍋: | は!? |
| Tonabe: | You made it. Please sit down. | |
| Yoko: | The truth is I’m here with my friend. | |
| Tonabe: | Is she also cute? | |
| Satoko: | This guy is unbelievable. | |
| Tonabe: | Oh…you are cute, too. Nice to meet you. My name is… | |
| Satoko: | Listen buddy, I heard. I’ve already heard about you from Yoko. No big deal. | |
| I’m Satoko Takahashi. I’m working as an international lawyer in New York and | ||
| Zurich. I’m the youngest person ever to pass the Japanese bar. And I’m the best | ||
| lawyer in the world. OK, down to business. Now, about tonight’s meeting, of course | ||
| this is about business, right? If it isn’t, there is a possibility you could lose your | ||
| license. | ||
| Tonabe: | ... … … | |
| Yoko: | Satoko, that was amazing! Tonabe Esq., so that was your real intension? | |
| Tonabe: | I’m so sorry. I was very different long ago, completely different. But long | |
| ago, I was hurt badly by a girl. Since then, I changed. Please forgive me. The real me | ||
| is completely different. | ||
| Satoko: | Of course, we know. We know Tonabe Esq. is a really nice guy. A really nice | |
| guy. And because of that, you wave legal fees? | ||
| Yoko: | And you pay for dinner tonight. | |
| Tonabe: | That’s right. Let’s do that. | |
| Satoko: | OK, sommelier, three bottles of Romanee Conti. | |
| Tonabe: | !? | |
| Yoko: | Thank you, Tonabe Esq.! | |
| Tonabe: | !? | |
| となべ: | よくきたね。どうぞ。 | |
| ようこ: | じつは、きょう、わたしのゆうじんもいっしょなん | |
| です。 | ||
| となべ: | かのじょもかわいい? | |
| さとこ: | とんでもないひとね。 | |
| となべ: | いやぁ、かわいい、かわいい。はじめまして。わた | |
| しは・・・ | ||
| さとこ: | いや、もうわかってます。ようこからとなべせんせ | |
| いのはなしはもうすでにきいていますから。たいしたことあ | ||
| りませんね。わたしはたかはしさとこです。こくさいべんご | ||
| しとして、げんざい、ニューヨークとチューリヒでしごとし | ||
| ています。しほうしけんのさいねんしょうごうかくしゃで | ||
| す。せかいでいちばんゆうしゅうなべんごしでございます。 | ||
| さて、こんやのこのミーティングなんですが、もちろんしご | ||
| とのはなしでしょうね。そうじゃないとあなた、めんきょを | ||
| うしなうかのうせいがありますよ。 | ||
| となべ: | あっ、あっ、あっ、あ~。う~。 | |
| ようこ: | さとこすごい!せんせい、やっぱりそうだったんで | |
| すか。 | ||
| となべ: | ほんとうにごめんなさい。むかしのぼくはちがった。 | |
| ぜんぜんちがったんです。あるおんなにむかし、ひどくきず | ||
| つけられまして。それいらいわたしはちょっとかわりまし | ||
| た。ゆるしてください。わたしのほんとうのすがたはちがい | ||
| ます。 | ||
| さとこ: | もちろんわたしたちもしっています。となべせんせ | |
| いはほんとうにやさしいひとです。そういうわけで、べんご | ||
| しりょうをゼロにして・・・ | ||
| ようこ: | プラス、こんやごちそうしていただきます。 | |
| となべ: | そうですね。そうします。 | |
| さとこ: | では、ソムリエさん、ロマネコンティを3 ぼんおね | |
| がいします。 | ||
| となべ: | は!? | |
| ようこ: | せんせい、ありがとう! | |
| となべ: | は!? | |